2011年度を振り返る

今日で2011年度が終わりました。大学教員として10年目ということもあり、いろいろ取り組もうと思っていたのですが、振り返ってみると、今年度は公私ともに不十分な1年になってしまったな、と思いました。いろんなものに「流されて」しまったなぁ、と。日記もこの1年、書けなかったですしね。
2011年4月1日の日記を見ながら書いています。
研究については、共著で投稿中の論文が2本。自分の論文はなし。自分の研究としては、ICT活用関係でも大学教育関係でも、結局手つかずで終わってしまいました。また、文献を読む時間も不十分だったし、大きな反省点です。ただ、広島大の院生の研究にかかわることになり、勉強になっているので、これはよかったことの1つです。
大学についてですが、まずFD特別委員会の委員長としては、最低ラインの成果はあげられたかな、とは思っています。ただ、もっと新しいことをできればよかったな、とは思います。また、大学の改善のためにいろんな委員をすることになりましたが、こちらもまだまだ不十分。もっと形にしていかなければ、と思っています。
社会活動としては、FDフォーラムのシンポジウムのコーディネータを始めとして、講演などの仕事を依頼されることも増えました。これは、自分でもよくできたんじゃないかな、と思ってます。
教育については、授業については、もう少しきっちりやれるようにしたい、と思いました。ゼミについては、人数が増えてうまくできたかどうか心配ですが、卒論指導を含めてそれなりにできたのかな、とは思っています。ゼミ生に助けられた部分も大きいですが。ゼミが心の支えになっている部分も大きいですね。
優柔不断な性格なので、いろんなことをはっきり決められなかった、ということが原因の1つかな、と。優柔不断はそうそうなおらないし、それを解決するために、「しのぐ」ことを信条としているので、強い気持ちを持つように心がけたいと思います。
京都外国語大学に勤めて10年。人生で一番長く属している組織になりました。いま思うと、あっという間でしたね。京都外大での10年を振り返れば、楽しいこと、勉強になっていることが多く、本当にラッキーだったなぁ、と思います。
今日、4回生のオリエンテーションで担任の挨拶の時にも言ったのですが、学生がたくさんいる大学で仕事ができることはとても楽しいことだし、「頭よくなりたい」という思いは学生の頃から、ずっと持っています。この気持ちはこれからも変わらずに持って、過ごしていきたいと思います。

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