NEW ひとりのりつっこみ日記

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'04/6/30
私たちの世代

2004年ももう半分。早いなぁ。4月に入ってからそれほど仕事が進んでないので 後半はなんとかがんばります。

昼前に楽友会館へ。高等教育センターの昼食会に参加させてもらう。 溝上さんとも久々に会って話ができた。あいかわらず精力的に研究されているようで。 その後、遠隔ゼミ終了後のインタビューに関する打ち合わせ。 外大での授業もあって全部には参加できないし、院生さんも2名いるので、 サブ的に参加することになるかな。去年はこの時期、過密スケジュールで ダウンしていたので、今年は気をつけないと。

「遠隔教育演習」。本日はPolycomのViewStationで京大−鳴門をつないでの 全体会議。各班の議論の振り返りと質疑応答、遠隔で議論を行うことについての議論 などを行う。面白い意見がいろいろ聞けたので、自分自身でよく整理しておかなければ。その後、鳴門で購入したというH.323テレビ会議システムとの接続テスト。 無事つながってよかった。その際に曽根さんから研究に関するとても有用な 助言をいただいた。非常に面白そうだけど難しいテーマで、 いわゆるinterdisciplineなものだったのだけど、 山崎先生から「それはあなたたちの世代の仕事ですよ」という激励を受けた。 一瞬プレッシャーを感じたけれど、それはその通りだと思った。 先日の教育工学会のシンポジウムでも思ったことだけど、 私たちの世代だからできること、やるべきこと、っていうのがあるんだと思う。 そういうことをやっていかないと10年後、20年後につながっていかない。 いろんなことを学び、考えていかなければ、と再認識した。

神藤さんと夕食たべながら「阪神−巨人」戦を観戦。 テレビは5−5で終了。でも、家に帰ったら金本でサヨナラしてました。 巨人とやると勝てそうなんよねぇ。不思議。 せめてこの前の中日戦1勝でもしてれば、、、。 ところで、明日は先発誰なんだろうか?


'04/6/29
多言語データベース

急にアクセスが増えたと思ったら、猿並日記で取り上げていただきまして、かなりの方に来ていただきした。ありがとうございます。

午前中は授業準備のあと、「視聴覚教育」。文章の書き方、脳の話など。 左脳、右脳の話をする時に、坂野登教授の『利き脳モデル』に基づいて手を組む、腕を組む、というのをやってみる。こんなホームページもありますね。ちなみに私は右脳で入力、左脳で出力、タイプです。納得という感じですね。少なくとも右脳で出力は絶対ない(笑)。

濱崎さん、中橋さんと多言語データベースの打ち合わせ。 京都市との連携協定を受け、情報発信するための多言語データベースを設計する必要が出てきたためである。学生や教員が利用しやすいように柔軟性を持たせる必要がありそうなので、とりあえず2、3パターンのモデルを考える必要があるかも。

「資格情報処理A」。SQLの話。解説はできるが、午前の問題がそんなにないので、 問題演習があまりできず、学生の理解度がどのくらいかはかりにくい。どうかなぁ。

寺嶋君と打ち合わせ。論文修正と「CALL EF」への今後の対応。 日韓メディア学会の原稿はまだまだなのが、つらいところ、、、。


'04/6/28
作家の死

「情リテT」。Wordにて自己紹介を作成。スキルと内容によってかなりかかる 時間が異なってしまう。一応期限は長めにとっているのだが、 30分程度でできてしまう学生もいるので、なかなか問題設定が難しいところ。

スイスから帰国した寺嶋君と昼食。スイスは楽しかったようだ。いいなー。 今年は海外に行けなさそうだが、来年はぜひ行きたい。その後、センター会議。 WebMailの導入などについて。原稿書きは少しだけ進む。

野沢尚が自殺してしまった。好きな脚本家、作家だっただけに残念。 先日は鷺沢萠も自殺してしまったし、好きな作家が命を絶ってしまうのはとても寂しい。 創作という仕事は何かを蝕んでしまうのだろうか。。。 「失恋」読了。その辺にあるような話だけど引き込まれていくのがいい。


'04/6/27
送別会

昼まで寝る。「24」2ndシーズンはAM0:00までいった。あと8時間。 いったいどうなるんだろう。とりあえず人間不信になりますな(笑)。

夕方から高槻にて高等教育事務補佐員の神崎さんの送別会。 10人集ってまったりトーク。私がD1の時からだから、5年以上お世話になったことになる。D1の頃はほんとに五里霧中状態だったので、いろいろ助けてもらった。 ぜひぜひ元気な赤ちゃんを産んでいただきたいと思います。 ただ、ちょっと気になるのが「24」2ndシーズンを貸しているので、 それが胎教に影響しないかどうかである(苦笑)。まあ、見れないストレスよりは いいか!?


'04/6/26
「現代大学生論」

土曜日だが、午前中から某委員会会議。とりあえず無事終了。 午後、ようやく原稿書きが進む。とはいえまだ1ページ強。はぁ。 英語いやだぁ。と叫んでも賢くならないのですが。。。

夕方から監督・師範会議にボクシング部顧問として参加。 学生部、各クラブからの報告があって、その後懇親会。 どこのクラブも部員確保が大変なようだ。体育会離れも年々進んでいるようですが、 せっかくなのでぜひクラブに所属してもらいたいと思うんですが。 厳しいのは敬遠されがちなんですよねぇ。

溝上さんの「現代大学生論」。あいもかわらず、溝上さんのすごさには驚くばかり。 よくここまできっちりと調べて記述できるものだ。NHKブックスという一般書なので、 かなり平易には書かれているがデータ量は半端じゃない。 内容としては、80年代までの「アウトサイド・イン」(いい大学に入ることなどを目指して、その流れとして大人社会に入っていく)と、90年代以降増えてきた「インサイド・アウト」(自分探しをしながら職業社会に入っていく)の2種類の生き方ダイナミックスがあるということ、そのダイナミックスを通して大学生の生活を記述したものである。 どっちの生き方でもかまわないが、現代の大学生は”生き方を迫られる”ということである。情報があふれ、不景気であり、若年雇用は抑えられ。若者にとっては希望を持ちにくい時代ともいえ、だからこそ「やりたいことをやる」生き方に流れるのかもしれない。 とりあえず生きていくだけのアルバイトは見つかりますからね。

でも、やりたいことが見つけられる人はいい。問題は「インサイド・アウト」の 生き方を選択し(迫られ)、でも特段やりたいことも見つからない学生だろう。 「パラサイト・シングル」という言葉が以前はやったが、 過保護な親も増え、とりあえずは生きてはいける社会である。 ご飯が食べられない、という人の数はかなり減っているだろう。 それでなんとなく暮らしていってはいつか行き詰まる。 生きにくい時代ではあるが、学生には厳しい環境に身をおいて暮らして ほしい。その中から何かが見つけられると思うんですが。

大学生の生活が綿密に記述された本なので、大学関係者の方には ぜひ一読をお薦めします。


'04/6/25
渋柿探偵、6歳

ちょっと遅めに出勤。事務作業の後、「情リテV-1」。 無料掲示板の紹介など。作業は比較的順調に進んでいるかな? 「CALL EF U」。3週間ぶりの参観になった。先週英語ばかりだった そうなので、今週は仏語中心に進む。フランス語のコーパスを利用できるように 調べてみなければ。これからいろいろ仕事を進めていく上で、 多言語対応できる環境を作っていかないといけない。

二階堂黎人の「私が捜した少年」「クロへの長い道」を読了。 ”講談社文庫の100冊”で「クロへの長い道」を見つけて読んでいたのだが、 途中で第1作を購入して順番に読むことに。設定がいいですね。ハードボイルドをパロディにしたコミカルな感じもいい。トリックを解く手はずには、やや強引な感じもありますが、短編だし、軽く楽しめる作品。二階堂作品は初めてでした。他は本格ものらしいのでまた読んでみようかな。


'04/6/24
会議です

「情リテV-1」。先週FTPがうまくいかなかったので、今週はFTP。 とりあえずうまくいった。しかし、学生は混乱している部分もある様子。 ルールどおり書かないと例外は許してくれない、というのが難しいのかな。 ただ、理解すればルールに従いさえすれば必ずできるので、その感覚を身につけてほしい。

午後からは会議漬け。学科会議、教授会、専任教員連絡会議。 今日の会議はつらかった。回答は的外れなものが多いし、 説明責任が重要となるこの時代に、その辺もあまり考慮されていないことが多い。 このままではいけないと思うのだけど。

その後、某委員会WG。みんな忙しい方ばかりだが、ここはうまく回っている。 あさっての委員会を終えると、あとはとりあえず待ち。


'04/6/23
大矢くん、大矢くん

午前中、文献読み。午後京大へ。ルネで本を物色。 先週杉原さんの「大矢くん、大矢くん」という言葉に、 あまりにはまってしまったのだが、なんと「がんばれ!!タブチくん」の文庫を発見し、思わず購入(「阪神死闘編」「獅子奮迅編」の2冊)。 なつかしの選手がたくさんいるし、思わず笑ってしまう。やはりヤスダは秀逸だ。 いや、もちろん研究書も買ったんですよ(やや言い訳風、、、)。 授業前に、松下先生の研究室のプリンタが設定できないということで見に行ったのだが、時間内にはなおらず。うーん、なんで??とりあえず原因を調べることに。

「遠隔教育演習」。班別のネットミーティングは今日で最後。 議論自体は盛り上がっていた感じ。来週はViewStationでの全体会。どういった着地になるのか。その後、学生たちと「あるある探検隊」とか「おつかれちゃーん」とかの話になる。いかん、話題がお笑いばっかりだ。その後は、風媒館で神藤さん、辻君と夕食。研究のあり方についていろいろ話す。

ちなみに、最近の検索ワードの様子を見ていると、この日記のタイトルも変えないとまずいかも、、、。べつに日記中にのりつっこみしてるわけでもないし、、、。


'04/6/22
授業評価は結局へこむ

午前中授業準備した後、午後「視聴覚教育」。今日は読み書きそろばん、ということで 前半は「脳を鍛える携帯版大人のドリル」をやってみたり、記憶ゲームをやったり。後半は文化庁のホームページをチェックして政策などについて触れた後、文化遺産オンラインを紹介。その後「資格情報処理A」。第2回目の小テスト。 表計算中心なのでちょっと問題が多いかと思ったが、半分は指定問題集にあるからか、 結構早く終了。ただ、点数は前回より低めな感じかな。

さて、今週から大学統一の授業評価アンケート実施。今期は一般教養・資格系の授業が対象なので私が担当している授業はすべて。やってみると、やっぱりへこむことになる。平均としてはいいのかどうかもまだよく分からないが、なんにしても不満な学生がいる限り、気になることは間違いない。

塾講師時代も年3回の授業アンケートがあって、4年間の結果は公表されていたのだが、 1回だけ校内1位になったことがあった。でも、やっぱり気になることはたくさんある。 生徒のきっと何気ない一言にうちひしがれることも度々(苦笑)。時給には反映されなかったしねぇ。アンケートがいいからといって授業がいい、とは言い切れないわけですしね。

なにはともあれ、授業評価アンケートの結果をもとに少しでも授業を改善しようとする 気持ちを持って、工夫を積み重ねていくことしかないので、なんとかがんばります。 でも、4つあるのかぁ。。。


'04/6/21
台風で休講なんです

台風上陸。朝、家を出るときは風は強いものの雨は降っておらず。 大学に行ってみると、暴風警報のため休講という掲示がはってあった。 「暴風警報が出れば休講」という規則があるらしい。小中高と同じなのね。 規則を知らなかったこともあり、学生ではないけれど、ちょっとラッキーな気分。 休講かつ午後からの会議もなくなったので、午前中は明日実施の小テストを作成し、 昼食をメディアセンターの皆さんと食した後、授業準備、文献読み。

徳島新聞に「遠隔教育演習」の記事(「ネット利用し遠隔授業 鳴教大と京都大、学生同士が議論」)が出たらしい。新聞には写真も載っているそうで、また、四国放送でも放送されたらしい。今後は、うちの大学でもこういったマスコミへの広報も大事になってくるかも。


'04/6/20
アンジャッシュは哲学者か?

台風が来るということで身構えていたが、今日はまだ影響ないらしい。 洗濯して、「24」見て、読書して、野球見て。いわゆる日曜日であった。

G・マイアソンの「ハイデガーとハバーマスと携帯電話」を読了。「ポストモダンの出会い」というシリーズらしい。私のような哲学素人でも十分に読みこなすことができた。 期間が飛び飛びになったので、また別の機会に内容が書いてみたい。 この本の最後に大澤真幸が解説を書いている。この中で、哲学的パズルを2つあげているのだが、2つ目の方の電話に関するパズルが、昨日たまたま見た「エンタの神様」でアンジャッシュがやっていたネタにかなり近いのである。あまりにタイムリーだったのでちょっと驚いた。

アンジャッシュのネタは、ちょっとしたすれ違いや情報の欠如によって、2人の文脈(コンテキスト)をずらして笑いを生むというシチュエーションコントが多い。昨日は仕事中の2人が衝突して言い争ってしまい、お互いが商談相手に遅れる電話を入れたら、実はぶつかった相手が商談相手だった、という話。本で紹介されているパズルは哲学者リチャードによって提起されているものだそうで、以下のようなものである。

今ロバートは、ある女性と電話で話をしている。と同時に、通りを隔てた反対側にいる女性が電話をかけているのを、見ている。彼は、自分が電話を通じて話している相手の女性アンナが、まさにその「通りの向こう側の女性である」ということに気づいていない。このときロバートは、自分が見ているその女性に危険が迫っているのを発見した。ローラー車が、背後から彼女に向かって突っ走っているのだ。ロバートは、通りの向こうに手を振って合図を送るが、電話には何も言わない。

(「ハイデガーとハバーマスと携帯電話」p105)

この場合、「ロバートは、アンナに危険が迫っていると信じている」 「ロバートは、アンナに危険が迫っているとは信じていない」の両方が言えることになるわけでが、分析哲学的に見れば(私の理解が間違いでなければ)、ロバートは自己自身を他者化する作業を瞬間的に行っていることになるそうである。なるほどねぇ。 アンジャッシュのネタでは、途中で渡部の方は状況を把握するわけだが、 最後まで児島は状況を正確に理解できず、自分の中で矛盾が起こっていると言えるだろう。

もちろん、アンジャッシュは哲学者ではなく、コメディアンである。 シチュエーションを笑いに変えるのがコメディアン、人間の存在に ついて考えるのが哲学者。でも、日常の中で少しだけ変わった シチュエーションをとらえる能力は、哲学者もコメディアンも同じように高いのかも。 どうでしょう?


'04/6/19
教育工学会シンポジウム

東工大にて日本教育工学会シンポジウム。 午前は「日本教育工学会発展の20年を振り返る −世代間対話−」という題目で 第1世代の坂元先生、第2世代の永野先生、第3世代の香山先生がそれぞれお話された。 坂元先生による教育工学の成り立ちや学会の歴史の話は知らない話も多く、 興味深く聞かせていただいた。あと、永野先生が1990年、91年に当時の 若手研究者による合宿研究会が行われていた話をされていた。 科研によるものらしいが、今の教授陣の名前が連なっていた。 やはりこういった会がその時々でなされているのだ。 他にも、長尾真先生が中心となって、三宅なほみ先生、中村順一先生、 井上智義先生らも「対話研究会」というのを開催していたそうだ。 EEL研究会なども、数十年後こんな風に紹介できるように なれるように頑張りたい。

午後の方は、「教育工学は授業改善にどう貢献してきたのか?」という題目で 4分野の立場から、永岡先生、岡本先生、吉崎先生、赤堀先生がそれぞれご報告。 ここで、議論になったのは研究の価値について。価値があるものと役に立つものは 同じか別か。結論としては、ほぼ同義としてとらえていいだろう、ということになった (と私は認識した)。私がそう思ってるからかもしれないが。 すぐに役に立たないにしても、その後有用に利用できる可能性を示すのであれば、 それは価値のある研究といえるだろう。 吉崎先生のお話は初めて聞いたのだが、すごく歯切れよくお話される印象を受けた。 習熟度別授業と一斉授業、プリント教材とデジタルコンテンツ、など比較するものではなく、目的に応じて使うべきでそのバランスが重要と話されていたが、 それは私も以前からそう思っていたので、非常に納得できる話であった。 そのための知見を研究していくのが研究者の役目なのである、と思う。

午前午後ともに貫かれていたのは、教育工学というのは、過去の研究や論文から いろいろ探るのではなく、よい教育実践、教育方法を対象にして研究していくべきで ある、ということだと感じた。論文を書くことを考えると、どうしても過去の研究を 踏まえて付加価値をつけたり拡張したり、といったことを考えてしまうことも 多いのだが、もっと素直に研究に取り組む姿勢が必要だな、と思った1日であった。


'04/6/18
品川です

メディアセンターでちょっと打ち合わせをして、寺嶋君とも打ち合わせ。 1つの作業は完了。寺嶋君は来週はスイス。いいなー。

「情リテV-1」。昨日の問題をクリアしたので、今日は問題なくFTPできた。ふぅ。 でも、数名なぜかうまく登録できてなかったので手で登録。 しかし、FTPできるようにと、エディタでのHTMLファイルの更新、手元にあるファイル、WWWサーバにあるファイルの3つの関係が分からなくなるようだ。もちろん説明はしているけれど、この辺は経験で分かってもらうしかないだろうか。

新幹線にて東京へ。大井町のホテルをとったのだけど、 品川に止まるようになったので、かなり早くいけるようになった。ラッキー。 品川もきれいになったんでしょうね。今日は素通りしたので よく分からなかったけれど、、、。まあ、関西もんにはあんまり関係ないんですが(笑)。


'04/6/17
いくつになっても後輩は後輩

「情リテV-1」。今日はFTPをするつもりだったのだが、、、学生はFTPできず。sshでは入れるのに。結局、学生には作業の続きをしてもらって原因を究明している間に授業時間が終わってしまった。ごめんなさい。それで、研究室に戻ってちょっと考えると原因が分かる。ぐー。即座に修正。明日からは大丈夫なはず。しかし、その瞬間っていうときには分からないものですな、、、。

日韓メディア学会の原稿書きを始める。月末〆か。なんとかやらんとね。 その後、メディアセンターで打ち合わせ。来年度に向けて教育用サーバをたててもらうようにする。あとは多言語対応が大丈夫かどうか、ですな。学生指導委員会。学外オリエンテーションについて。

百々が学会で京都に来ているということで、飲み会が開催。ちょいと遅れて参加する。山元さんと関西在住の少し下のOBたちが集結。会うのが1年ぶり、3年ぶりといった面々も多いが、みんなあいかわらず。もういっぱしの社会人ですが、特に3つ下までの後輩はいくつになっても後輩で、思わずパシってもらいたくなったりする(笑)。 次は大文字の蒼穹杯か。今から楽しみです。


'04/6/16
禁断の箱「24」2ndシーズン

午前中は文献読み。午後から京大高等教育へ。 週末、大学教育学会で北海道に行った神藤さん、杉原さんからお土産をいただきました。”網走刑務所”のマグカップ。ごっつあんです。 「遠隔教育演習」。ネットミーティングでの議論は来週で終了。 今日聞いていた話では、京大と鳴門教育大の違いというより、 世代間の違いが出てきたという印象。ネットミーティング終了後の 京大生同士ではいろいろ言い合えるが、大学間でのコミュニケーションでは なかなか距離を詰めきれない感じ。掲示板がもう少しうまく機能してくれればいいのだけど、そう思う通りにはいかないのが難しい。終了後、神藤さん、杉原さんと風媒館で夕食。だべり倒し。これが1週間のスパイスとも言える。

とうとう禁断の箱に手をつけてしまった(笑)。「24」2ndシーズン。 発売日に購入していたのだが、なかなか落ち着かなかったので 手をつけてなかったのだが、昨日ちょっと一段落ついたので、昨日の夜から見始めた。 今回は8:00スタートで、 2日で一気に14:00まで見てしまった。最初はゆったりスタートした感じだったが、 またもや息をつかせぬ展開に。今度は誰が裏切り者なんだ!? この調子だとかなり早い段階で見終わってしまいそう。。。 仕事に影響しないように気をつけねば。


'04/6/15
折り返し

午前中、授業準備の後、午後授業2コマ。 「視聴覚教育」。デジタルミュージアムの話の後、いろんな博物館のページを紹介。 特にサンフランシスコ美術館のバーチャル ギャラリーなんかは、みんなの興味をひきつけたよう。「資格情報処理A」。データベースの話だったが、なかなかうまく説明しにくいし、難しい。来週は小テストだが、表計算がメインなので、まあいいか。次回の小テストではSQLなんかもやるわけだし。

幸田真音「eの悲劇」。ちょっと話が強引な感じもするけれど、雰囲気はいい。小川洋子「偶然の祝福」。不思議な話の中に切なさもまじる。まだよく分かってないような気もする。


'04/6/14
定食屋

午前「情リテT」。図表の挿入など。論文などの原稿を書くときにも思いますが、 Wordの図の挿入とか配置ってややこしいなぁ。もうちょっと分かりやすく できたらいいのに。午後はセンター会議。 先週の私情協の報告をする。ちゃんと報告書にしておかねば。 その後、打ち合わせ。授業準備していた後、CALL教材の打ち合わせも入る。

近くに越殿楽といういわゆる定食屋ができた。 大学の近くに、これっていう食堂が少なかったので非常にありがたい。 値段もいい頃合いだしね。昼時はうちの大学の学生、教職員でいっぱいです。 もうすぐポイントカードもたまります(笑)。


'04/6/13
テニス三昧

西院コートにて京都市選手権。今回のエントリーは14ペア。うーん、少ないですねぇ。 でも、おかげで予選は5ペアリーグということで、4試合できました。 結局4敗。むむむ。まあ、みんな強い人ばっかりですから、仕方ないですね。 調子自体はまあまあだったし、最後の試合は勝つチャンスはあったと思うのですが、 4試合目ということで体がばててしまいました、、、。ペアのふじの調子がよかっただけに残念です。まあ、また次の機会で挽回するということで。

その後、吉田コートに場所を移して、前山と合流。 会うのも久しぶりだし、一緒にテニスするのは半年振り以上ですな。 地元でテニスしたり野球したりしているということで、体はあいかわらず切れてました。同じ30歳とは思えんな、、、。フォローとか状況判断なんかは 現役にみてもらいたいところなので、また日をあわせて現役の練習に行きたいものです


'04/6/12
eLearningは万能か? 〜私情協「大学の情報化フォーラム」〜

私情協「大学の情報化フォーラム」2日目。今日は分科会を聞く立場。 e-Learningの実践(2) −自学自習のためのe-Learningのあり方を考える− に参加。 名古屋学院大学のキャンパスコミュニケーションシステム(学生ポータル、LMS)を利用した小テスト実施の評価と、園田女子学園大学の 完全自学自習授業の紹介(そのだインターネットキャンパス)でした。 両大学とも非常に真摯に取り組まれている様子が伝わってきました。 園田の話は人づてにはよく聞いていたし、堀田先生には一度だけお会いしたことは あるのですが、実践の話を聞くのは初めて。非常に柔らかい口調でお話されて、とても聞きやすかったです。

ただ、休憩後の議論を聞いていると、どうも”e-Learningを全面的に導入したいのだがどうしたらいいか”といったニュアンスが含まれているような気がしました。 ちょっとしたなんともいえない違和感を感じました。 利用できるところ、すべきところで導入すればいいとは思うのですが、、、。 自学自習用のテスト教材としては、リメディアル教育とか情報系、語学の基礎学習には 非常に有効だと思いますが、他の分野には利用しにくいと思います。 もちろん、授業をビデオ撮影してアーカイブ化するとか、掲示板を利用するとか、そういう形だと利用できると思います。 授業の内容、形態に応じて、利用すべきe-Learningの形態も変わってくるはずです。 十把一絡げにして考えると、間違ってしまうような気がしてなりません。

全体に導入するのであれば、昨日話に出たMITのOCWのように、授業資料やコースデザインを提供することは重要だと思います。「あの先生はこういう授業資料を使っているのか」「あの大学ではこういったカリキュラムなんだね」ということが分かるととても参考になると思います。自分で授業する際には、やはり自分のやりやすいように修正するでしょうし、あくまで参考、ということだと思います。とりあえずできるところから始めないとね。


'04/6/11
教材作成支援のあり方 〜私情協「大学の情報化フォーラム」

阪神電車に乗るので、梅田で久々にいか焼きを食す。 大阪でいか焼きといえば、粉もんなわけですが、当然いかが入ってます。 形がいかに似ているから、という理由で名前がついているわけではありませんよー。

私情協「大学の情報化フォーラム」のため、武庫川女子大へ。 ものすごい設備である。教師卓もタッチパネルで2画面のスクリーンを制御できる。 うーん、かっこいい。お金はどこから出ているのだろう?? 操作のためのパンフレットもちゃんとある。こういうのは見習わないといけない。 こういったものを大学(法人?)に認めてもらうにはどうしたらいいものか。

さて、打ち合わせのあと、MITの宮川先生による基調講演。OpenCourseWareに関するお話でした。OCWをスタートする時に、プロジェクトチームとコンサルティングで10個くらいのビジネスモデルを考えたそうですが、結局どれもなかなか収益が上がらない (5年後に元が取れる)ということで、無料で公開することにした、とのこと。 それを学長に話したときに、学長もあっさりゴーサインを出して 資金調達に動かれたそうです。こういったフットワークの軽さというのはとても 重要ですね。eLearningはなかなか儲からないと言われていますが、 トータルでメリットを考えるべきなんでしょうね。 OCWの話は、現在ボストンにおられる中原君@NIMEや田口さん@NIMEがスタッフに インタビューされているので、そちらが参考になると思います。 中原君の日記(2004年5月)田口さんの日記

分科会。私の報告する会は「教育支援のための新しい体制づくり −電子教材作成の支援組織」。うちの大学では梶川先生が組織改革の話、私がCALL教材作成の現状報告、IDの話題、支援体制の問題点について報告。文教大学の報告は、大人数授業へのeLearning導入を行っていること、教材作成支援については企画・設計・開発・運用のフェーズに分けてそれぞれに対して支援を行っているということでした。ここで注目すべき点は、教材作成のために企業(学内ベンチャー?)を立ち上げたそうです。学生たちに教材作成のアルバイトをさせており、その卒業生たちの数名で企業を構成し、大学としてその企業に業務委託を行う、という形態をとるそうです。このようなスタイルは今後増えていくのかもしれません。議論の時間が70分程度あったので持つのかな、と思いましたが、フロアから 質問が次々に出てきまして、うまく情報交換できたのではないかと思います。 事務との関係、上層部の動き・理解、といった問題はずっとあるようです。 個人的には文教大学の話を聞けてよかったです。課題提供者とは思えないコメントですが(苦笑)。


'04/6/10
「家族狩り」読了

「情リテV-1」。今日も進めずに作業してもらう。この間を使って、 Webサーバに学生のアカウントを登録。 パスワードジェネレータを使ってパスワードを生成した後、 Perlのスクリプトで一括登録。 おっと、そのままでは/etc/skelの下の設定ファイルはコピーしてくれるものの、 public_htmlのディレクトリができないようで、 ディレクトリを作るようにスクリプトをちょっと手直し。 いやぁ、スクリプトをいじるのも久しぶりでちょっとどきどき。

その後は、明日の発表資料の作成と、寺嶋君の原稿に目を通す。 夕方に梶川先生の資料とくっつけて、とりあえず完成。 明日はどうなるかな。学会とは違うので、どういう風に話を持っていけば いいのかが、ちょっと心配。練習してみたら、時間内にはおさまるので、 とにかく議論が盛り上がるようにしたいところ。

天童荒太「まだ遠い光」読了。これで「家族狩り」読了です。 なんともいえない読後感。ハッピーエンドにはだれもならない。 それが現実ということでもあるだろう。 人間は悩みながら生きていかないといけない。 そして、一人では生きていけない。家族のあり方もいつも問い直しが必要だということ なのだろう。いろんな問題が起こるが、紙一重だということを強く思う。 とてもとても切ない。


'04/6/9
おじゃまします、か?

午前中、資料作成。昼過ぎに京大美濃研へ。たまたま先生方と顔合わせ、 「博士論文は?」と聞かれ、、、。すいません、早く書きます。 数名ボーリングのマイボールを作ったらしい。すげー。 ボーリング熱はまだ冷めないらしい。

ルネをぶらつき、高等教育へ。今、神藤さん、杉原さんとのブームは 安田大サーカスと「おじゃまします、か?」。私たちの心を離しません(笑)。 なんかあったら言ってます。 さてさて「遠隔教育演習」。学生たちがいろいろ試行錯誤しながら議論している のは面白いのだが、私が思い描いていた前提(行動)が表れてこないこともあって、 この実践に対してどうやって研究するか、というのが難しくなってきた。 内容に入りこむのは難しいし。。。また、よく考えてみないといけない。


'04/6/8
授業の途中退席

午前中、授業準備。午後「視聴覚教育」。4月の予定から変更して、 今日から博物館そのもの話。朝日新聞に大学美術館のあり方に関する記事が 出てたので、その辺も使いながら、うちの大学の取り組みも交えて話す。 あとは美術館のWebサイトを探索。やはり学芸員資格の授業だけあって、 興味深いようである。

寺嶋君と先日のEEL研究会の話をしていたのだが、とあるプロジェクトが 進むことになりそうだ。いやぁ、これから大変になりそう。 どのくらいかかるもんなのかな。1年くらい?それとも、2年くらいか?

「資格情報処理A」。表計算の問題を解くのがメイン。If関数も説明。 出席していた人はなんとなく分かってるような雰囲気。 しかし、途中退席が目立つのが気になった。他の授業では全くといっていいほど ないだけに目立つ。別に出席を取ってるわけではないから、出席しなくてもいい、 と最初の方の授業で数回宣言しているんだけど。 どうも2週間前に実施した小テストを返してほしかっただけのようであるが、 それなら別の手段を考えて取りにくればいいのになぁ。 ちょっと次回から何か考えようと思う。 資格の授業なので、難易度は下げられないし、時間も足りないから やり方も変えにくいし、できれば意欲のある学生だけ授業を 受けてほしいものであるが、、、。そうもいかないのが難しいところである。 去年よりもそういった行動が目立つのは副専攻の影響もありそう。 シスアドの試験に合格しないとだめなんだけどね、、、。 そこまで目を通してない可能性大。もう1回言ってみるか。。。

ようやく明後日の私情協の発表資料を作成し始める。 明日までに完成させなければ。。。


'04/6/7
週の始まり

「情リテT」。Wordでの作表について解説をした後、第2回目の課題を出す。 専攻語の入力と図書検索を行ってもらって、Wordで整形して印刷。 みんな比較的スムーズにできていた感じ。

午後センター会議。今日はさっくり終了。 その後は事務作業、授業準備。学内Webサーバーの設定もしなければ。 それに週末の発表資料作成。早くやらないと。。。


'04/6/6
雨男

昼までお休み。昼からテニス。吉田コートへ自転車で向かう途中に雨が降り出す。 でも、ついたら雨はやむ。テニスやってる時なんか晴れちゃったりなんかして。 うーむ、あいかわらず雨男健在。。。 家を出たときとかにいつも降りだすんよねぇ。なんでやねん!?

ちょっと体のキレがよくない感じがしたが、ぼちぼち練習。 ふじとのペアリングの確認。だいぶ組んで試合したので 守備範囲やカバーリングなどはほぼ分かってるのだが、 あまり戦術のなかったストレートラリーの戦術を大まかに決める。 その後、試合。でも、意識しすぎてミス連発(苦笑)。 取らせよう、と思いすぎると厳しいとこ狙ってしまってアウトするんよねー。 コースは決めても無意識に普通にやるのがが一番、ということですね。 2試合ともファイナル負け(ファイナル率80%を超えてるんではなかろうか)でしたが、 確認できてよかった。試合後、右ストレートの一本打ちして確認。

森博嗣「探偵伯爵と僕」を読了。一気に読んじゃいました。 ノスタルジィな感じで、ホームズとかルパンを読んでた頃を思い出す感じ。 でも、話はちょっと悲しい。


'04/6/5
第2回EEL研究会

今日は第2回EEL研究会。高槻駅で待ち合わせてバスに揺られて関西大学総合情報学部へ。初めて来たのですが、ほんとに山の上ですね。見晴らしいいー。 今日は12名の参加。前半は研究発表2つ。関大の施設見学をはさんで、 後半はID本の購読3章分。2人の研究発表は、非常に興味深いものでした。

まずは、遠路はるばる来てもらった岡本君@岩手県立大。プレゼンの中に笑いが盛り込まれつつ、しっかりと研究に取り組んでいることが感じられる。「高校数学における問題解決能力の育成」が目標で、キーワードは「メタ認知」。先行研究の整理もすごくよくできていて私自身参考になった。 どういう風に評価するか(メタ認知能力を測る尺度は?高校生で必要とされるメタ認知能力とは?)、どういった形で実践(実験)を行うか、といった点が問題。 この辺は非常に難しいが、文献を参考にしつつ、定義をしていく必要があるんでしょうか。

瀧本君@関西大は「教師の実践コミュニティ」に関する研究。 2つのコミュニティに対してのフィールドワークを継続的に行っていて、 データは豊富にあるし、文献もしっかり調べられていた。 オンラインへの適用を考えていたみたいだけど、 対面自体を対象にして研究を進めたほうがいろいろ見えてくるような印象を受けた。 何を明らかにするのか、という目標が定まれば、しっかりとした知見が出てくる だろうと思う。

いろんな大学や研究分野の人たちが集まっているので、 いろんな意見が聞けて面白い。こういう機会を今後も続けていきたいと思います。 その後は、メインの?懇親会。瀧本君が強いことが分かりました(笑)。


'04/6/4
絵になる男、清原

午前中はシステムの検証。午後、「情リテV-1」。 今日は自主作業。ぼちぼち進んでる感じかな。 一部の学生は調べてスタイルシートなんかも使っていて、なかなかいい感じ。 「CALL EF 2」。今日はフランス語デー。 ハリーポッター見ながら、2時間半ばかり連続で話し続けられる。 すごいなー。話よどまへんもんなぁ。いっぱい話したいことがあるってことやもんね。

清原、2000本達成しましたね。おめでとうございます。 しかし、圧巻は五十嵐から打ったホームランでしょう。なかなかあそこまで 打てないですよね。やはり絵になる。できれば出続けてほしいですけどね。 しかし、このままだと巨人が走ってしまいそうだ、、、。阪神は歯車あわへんし。。 2回とも見てないのでどんな感じか分からないですが、杉山はいいみたいですね。 川島もなかなか勝てなかったですが、勝ちだしたらぽんぽん勝ってるんで、 我慢して頑張ってほしいですな。


'04/6/3
最近の読書

「情リテV-1」。タグについての解説は一通り終わったので、 今週と来週は作業にあててもらうことにした。 タグは分かれど、ファイル構造はよく分からないみたい。 慣れだけなんだろうけど。

午後は「言語と平和」の採点、文献読み。その後、某委員会。 久々の開催だったので、内容を思い出しつつ、今後の日程についてなど議論。

ここ1週間で読んだ小説たち。森博嗣「迷宮百年の睡魔」。前作の 「女王の百年密室」を読んだ時はそれほど面白いと思わなかったのだが、 この作品は非常に興味深かった。それに伴って前作への評価も高まった。 近未来の世界をとても興味深く描いている。その世界観へ没入できるがいい。 そして、「ZOKU」。Episode1だけちょっと毛色が違う気もしたけれど、 パロディで気軽な感じ。

乃波アサ「氷雨心中」。リアルに怖い。思わず引き込まれるような感じがする。 短編集だし、ちょっとした時間に読めるのでお薦めです。


'04/6/2
ネットコミュニケーション

午前中は文献読み。昼前に美濃研に行って昼食。まったりしました。 研究室では暇そうに見えるかもしれませんが、暇ではありませんよー(笑)。 ルネに行って本をあさって、高等教育へ。 EEL研究会の話などをした後、準備して「遠隔教育演習」。 他地点接続にしたいところだが、ネットワークなどの事情でなかなか難しい。 うーん、なんとかなるもんだろうか。 議論は進んできているよう。NetMeetingを介した発言以外に グループ内議論がおきているが、その議論の様子は相手側に聞こえるようにはなっていない。まだ2校のグループが一体化、というところには至ってないようだ。 一体化したほうがいいのかどうかもよく分からないけれど。 その後、そのまま教室で懇親会。教育学部の学生は本当に仲がいい。 1学年60名とはいえ、結束が強い気がする。なんでだろう?しかし、いろんな略語を聞くにつれ、世代が違うんやなー、と実感。

佐世保の事件は本当にいたましいし、なんといっていいか分からない。 ただ、とにもかくにもインターネットや携帯電話の利用についての教育を 低年齢からもっともっとやっていかないといけない、ということは確かだろう。 たとえ学校内でインターネットや携帯電話を禁止したところで、 学校外で利用されたらどうしようもないのだから。 学校、家庭、地域が一丸となってやっていく術を探っていかないといけない。


'04/6/1
多言語によるメディア比較に挑戦

午前中、授業準備。レポートに目を通してまとめてみたが、思ったほどは うまくいかなかった気がする。午後「視聴覚教育」。前半は「メ ディアがひらく教育の未来」の第2回を視聴。フィンランドのメディアリテラシー教育 についてである。そして、後半はレポートで専攻語のニュースを訳して きてもらったので、これを比較したりしてみた。 ニュースの題材を自由にしたこともあって、大まかな話になってしまった感があった。 イラク関連の話題と、拉致被害者の帰国についての記事が多かったので、 その2点についての話をした。また、1人の学生がやってきた サウジアラビアでの人質事件におけるイギリスとアメリカの記事を 比較して論じたものも紹介した。 当然のことだが、同じ英語でもイギリスとアメリカの視点は違う。 さらに他の国、言語であれば、違いもでてくるだろう。 今回の試みは初めてだったのだが、思ってたよりうまくいかなかったのが 正直なところである。せっかく専攻だけでも7言語あるので、 この特徴をもっとうまく使って授業を計画してみたい。 専門の授業だとその言語しか使わないわけで、 7言語をフルに使える(いろんな学科の学生が同時に受講する)のは 一般や資格課程の授業だけなので、おいしいといえばおいしいわけだから。

「資格情報処理A」。今日は表計算。前回の小テストを経て、 一気に受講生減。予想通りとはいえ、ちょっと残念ではあるが、 出席するのも取りやめるのも自由なわけなので、 こちらとしては、しっかり授業するだけである。

あー、借金生活。まさに藪の中。。。清原はほんとにホームラン5本打ってしまうんではなかろうか。あと4本。