卒業式。

今日は、京都外大の卒業式。午前中に英米語学科、午後に他の学科、夕方に短大、と3回開催されます。今年は、ゼミの卒業生がたまたま英米語学科だけ、ということもあり、午前中の式に参加しました。

式の後、中庭でゼミ生たちと会いました。4回生はもちろん、3回生や去年の卒業生もきており、写真をとったり、話をしたり、とても楽しい時間を過ごしました。また、授業をとっていた学生からも声をかけてもらったりしました。うれしいことです。

式も中庭もとても華やかでした。学生たちの楽しそうな顔を見ていると、本当に幸せな気分になります。まさに、教師冥利につきる、というやつですね。いろいろ大変なことも多いのですが、大学教員はやめられません(笑)。


 


京都外大生の卒業生のみなさんには、ぜひ、京都外大を卒業したことを誇りに思って、これからいろんな場所で活躍してほしいと願っています。前日の午餐会で学長がスピーチで言及していましたが、うちの大学は、ほんとうにいい大学だと思います。もちろん、いろいろ課題も多いですが(汗)、いい学生と真面目な教職員に恵まれていると思います。だから、京都外大生であったことに自信と誇りを持ってほしい、というのが、私の願いです。

みなさん「大学で何を学んだか?」と問われたら、なんて答えますか?正直なところ、よく分からないかもしれません。私もいろんなことを教えたいと思ってますし、みなさんに学んでもらいたい、と思っていますが、未熟なところも多く、不十分だよなぁ、という思いでいっぱいです。

ただ1つ、みなさんに改めて伝えたいと思うことは、「みなさんは、これからも一生学び続ける」ということです。私も日々学んでいます。本を読んだり、人に教えてもらったり、いろいろな方法があります。学生からも学ぶこともたくさんあります。だから、みなさんも変なプライドを持つことなく、いろんな人、いろんなことから、学ぶことを続けてほしいと思います。これは大学でみなさんが身につけたであろう能力だと思っています。

今、東日本大震災により、日本は大きな転機を迎えています。これからの復興、そして発展を果たすにはみなさんの力が大きな役割を担うことになるはずです。ともに頑張っていきましょう。

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このページは、村上正行が2011年3月20日 23:55に書いたブログ記事です。

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