今日からいよいよ入試。朝早くから夕方まで業務。受験生が自分の力を発揮できたことを願います。
帰宅して科研書き。とりあえず後ろから作業して、進んでいる気分を味わう(苦笑)。
さて、twitterが一気に流行しているように思える。私も@munyon74でやっているが、みんなのすごさに圧倒されることが多い。
昨日のNHKニュースウォッチ9でtwitterの特集があった。消えてしまうと思うが、YouTubeを貼っておく。
慶應SFCでは、授業でもtwitterを活用しているとのこと。この授業を担当されている松倉先生(せっかくなので、今日はtwitterのアカウントにリンクしています)ともtwitterで情報交換させていただくようになる。他にもいろんな分野の研究者と知り合いになる機会を得ている。こういうゆるいつながりで、普通ならおそらく知り合いにならなかっただろう方と知り合えるのは、本当にありがたいことだ。自分の知識を広げることにもつながっている。
おいおい、自分の授業でもtwitterを使うことを試してみたい。前期だったら「情報社会論」でさっとやれるんだけどな、、、。
また、大学広報でも、ブログと連動して使われ始めている。たとえば京都精華大学。この大学は何でも対応が早いなぁ、という印象がある。教職員のフットワークが軽いのだろうな。すごいことだと思う。
ケータイ用公式サイトもできたので、これからケータイでも使いやすくなれば、一気に中高生に広がる可能性はあるかもしれない。"リアル"などもあるので、どうなるか分からないが、中高生のユーザーが増えれば、大学広報での活用も考えられる。どこが先んじていくだろうか。
そして、本の紹介になるが、コグレマサト氏、いしたにまさき氏の「ツイッター 140文字が世界を変える」では、とてもわかりやすくtwitterの歴史、特徴をまとめられている。
あくまでtwitterの使い方は自由である、ということを強調されている。その上で「情報を発信する」「情報を受信する」という2つのスタンス(p110)があり、有名人のつぶやきを眺めたり、仲間うちのコミュニケーションツールとしても使える、ということを提示している。この辺りの説明は、これから使おうというユーザー、マジョリティに対する情報として、とても重要に思えた。
しかしながら、当然「醍醐味はコミュニケーション」であるとしている。そして、「おわりに」ではいしたに氏が
この本で私が言いたかったことを、乱暴にも1文にすると 「情報を出し続けると生活が楽しくなるよ」 ということだけです。(p204)
と締めくくっている。情報を出し惜しみする時代ではない。自分の知っていることを教え、知らないことを教えてもらう。情報化社会を生きていく上で、とても重要なことではないだろうか、と思う。