国際遠隔講義について振り返ってみる

朝起きて、査読。もうちょっとだ。。。すいません、すいません。

昼前に京大へ。いろいろ作業して、午後から稲葉さん@NICT、入原さん、福田さん@東京外大平和構築・紛争予防講座、が来られる。東京外大では、アフガニスタン、スリランカ、インドネシア、カンボジア、日本の5カ国を結んで、世界における地域紛争を踏まえながら、平和構築・紛争予防に関する研究を行っておられるそうだ。こちらのページに詳細がある。

まずは、メディアセンター北館へ。ひそかに初訪問。中村裕一先生に京大の遠隔講義についてお話していただく。マレーシア、中国との遠隔講義を始めとして、さまざまな遠隔講義支援を行っておられる。私も初めて聞くことが多くて勉強になった。特に相手側の国への設備導入、技術支援はとても大変そうだ。遠隔講義を行う上では、システム、支援、授業内容と3つくらいのレイヤーで考える必要がある、ということだ。

その後、メディアセンター南館へ。まずは講義室にて、森村君にプレゼンスグループの研究について紹介してもらう。ふむふむ。自分にとっても復習になる。

そして、セミナー室にて、私がUCLAとの遠隔講義や、台湾大都の遠隔講義について、研究結果や自分の講義の経験に基づいて、いろいろお話する。遠隔の意義づけ、遠隔ならではの授業設計、学生に参加させるための仕掛けづくり、授業以外の非同期でのコミュニケーション支援、教員同士の信頼関係づくり、など、思いついたままにつらつらしゃべる。自分にとってもいろいろ思い出す機会になってよかった。遠隔講義のみならず、授業をデザインする上でその意義を考えることはとても重要であるし、それがICTなどの最新技術を使う場合にはなおさらだと思う。その思いを忘れないようにしないといけない。

その後、研究室を経て、生協で京大グッズを見る。私は、子供向けの折り紙に心惹かれる(笑)。

京都外大の教員として、東京外大の取り組みはいつも注目しているので、今回お話できてとてもいい機会だった。今年の春に京都外大に「言語と平和Ⅰ」の授業に来ていただいた伊勢崎先生とがっつり関係がある(上司とのこと)ということで、またもや世の中の狭さを痛感した。いやー、悪いことはできませんな。別にしてないですけど(笑)。

帰宅後、「阪神-ヤクルト」を見る。今日の試合が勝てないってところが、今年っぽい。最後、石川へろへろやったけどな。。。その後、ワークブックの校正作業。これでいいことにする。そうしよう。

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このページは、村上正行が2009年9月 3日 23:55に書いたブログ記事です。

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