2009年2月アーカイブ

第14回FDフォーラム

大学コンソーシアム京都が主催する第14回FDフォーラムに参加。

今回のテーマは「学生が身につけるべき力とは何か -個性ある学士課程教育の創造-」。学士課程教育、学士力という最近話題のキーワードをどう捉えていくか、という問題でもある。

今日はシンポジウム。

山形大学の結城学長は、山形大学の取り組み、教養教育に関するお話をされた。”教えたい科目”ではなく”学ぶべき科目”を提供すべき、ということを述べられていたが、私としては”学びたい科目”ではないのだな、なるほど、と思ったが、そうなると”教えたい科目”と”学ぶべき科目”との間にある違いをうまく決めていかないといけないだろうな、という感想を持った。

金沢工業大学の石川学長も、これまでの金沢工業大学の取り組みについてのお話。多様な初年次教育、学生のポートフォリオなど、さすがと思わせる内容であった。その中でも特に、”人間力”というポリシーを金沢工大なりに具体的に定義して、実践に結び付けているところは素晴らしいと思った。うちの大学も、”人間力”ということばを使っているものの、ほとんどアピールされることもなく、あまりに具体的すぎる実践に落とし込まれているので、なんかよくわからない。この辺を学長自身で学内外にアピールできるということは素晴らしいことだと思う。気になったのは、”基礎教育”と”教養教育”の違いをどう考えているか、というところ。まあ、工大なので、その辺はちょっと違うのかもしれない。

田中先生@京大高等教育は、木野先生に「忌憚ない意見を」と促されたからか(笑)、いつものように、思った通りに発言されていた。個人主義化する学生、能動的学習主体としての学生、こういった状況から、教育・学習共同体の再評価、そして教授学習過程とFDの一体化、と流れていくことになる。

そして、いつも述べられていることであるが、「大学によって文脈、背景が違うのだから、自分たちなりにやらないといけない」、そして「ゼロから始めるのではない」ということ、だからこそ、学士課程教育もFDもそれぞれ最適解を探していかないといけない、ということを何回も指摘されていた。

私なんかは田中先生と10年ほどお世話になっていることもあり、知らない間に田中イズムが身についてしまっている(苦笑)。ただ、こういった場に参加する方々の内、情報収集が主な目的である人も多く、そういった人たちは聞いた話をそのまま実行しようとすることもある。バランスを考慮しつつ、自分の大学の文脈に取り込んでいくことが大事なはずなのだが、、、これを伝えるのがものすごく難しい。

その後、質問票をもとに質疑応答。木野先生@立命館の司会はさすが。偏ることもなく、面白く聞かせていただいた。なかなか満足のいくシンポジウムであった。希望としては、ここに参加している1100名が自分の大学で行動を起こしてくれることであり、そうすればきっと大学も変わるのでは、と思う。

情報交換会に参加して、2次会。


時差ぼけは大丈夫。昼前まで寝て、洗濯。

昼からメディアセンターにて打ち合わせ。その後、梶川先生ともいろいろ打ち合わせ。
幸いにも新しいLet'sを手に入れたので、セットアップ、データの移行。

とんかつを食べる。おいしい。

帰宅後、たまっている事務作業を片づけていく。なかなか減らないねぇ。。。

そして、日常

午前9時に関空着。日常だー。はるかなどでいったん帰宅。荷物を置いて大学へ。あー、日常だー(2回目(笑))。

「言語と平和2」優秀プレゼン選考会。テーマが面白いのも多かったし、全体的に良くできた作品が多かったけど、結論がちょっとなー、とか、前半と後半がずれてるなー、とか、やはり全部いい、というのはなかなか難しい。

教授会、たまっている事務作業をある程度こなして、教育GP打ち合わせ。業者の方に来ていただいて、SNSのシステムの改善点、評価シートのインターフェースなどについての議論。ある程度、煮詰まったのではないかな、という感じ。その後、教員だけで学会発表スケジュールの検討。

飛行機であまり寝なかったわりには、打ち合わせ系の仕事をしてたからか結構大丈夫。明日はやばいかなぁ。。。


さらば、イギリス

6時15分集合。はやーい。バーミンガム空港へ。荷物の重量がオーバー。。。大量の資料を手に入れたから、のようだ。ハイドライド3を思い出す(古いわ)。

お世話になった通訳さんともお別れ。35年ほどイギリスに住んでおられるそうで、いろいろお話を聞かせていただいてこちらもまたいい勉強になった。通訳さんがいてくれての視察はほんとうにありがたかった。感謝。そして、自分ももっと英語ができないとな、と痛感する。今年になってから勉強はしているので、ちょっとはましになったような気はするが、、、気のせいか。

免税店でお土産を買い、バーミンガムからフランクフルト、そして、日本へ。

この視察では、3名の教員、2名の職員とご一緒させていただいた。全員ほぼ初対面だったのだけど、みなさんいい方ばかりで、とてもありがたかった。教員のみなさんは全員イギリス関係の研究者(英文学、社会学)で、合間にいろいろ教えていただいたり、他大学のお話を聞かせていただいたりして、そのような機会も大変参考になった。職員のみなさんには、いろいろ環境を整えてくれたり、教員の職員の違いはあれど大学人として似たような悩みを抱えていていろいろお話して共感したり、と、とてもいい機会だった。

また改めてイギリス視察については振り返る必要はあるけれど、個人的にはとても勉強になったし、いい経験になった。いろんな事情から、行くのをちょっと迷っていたが、来ておいてよかった。

レスター大学訪問

イギリス視察も実質最終日。レスター大学へ。まずはれスター大学の概要の説明。21000人の学生(半数は院生)、うち7000名はDistance Learning、すなわち通信教育の学生でAir Universityに次ぐ2番目の学生数で、うち2/3(5000名くらい?)はEU以外の学生だそうだ。研究、教育ともに熱心で、"2008/9 THE AWARDS University of the year"を受賞されたとのこと。CAR of the yearみたいなもののようだ。すごいねぇ。イギリスの大学の中では135大学中12位くらい、世界200大学にはランクされている、という感じ。

次はe-Learning系のお話。Fothergill工学部長が全体のお話をしてくれる。Blackboardをベースにして授業資料やビデオをおいておいたり、e-tivityと名づけた課題などを与えて授業を行なっている例を紹介していただいた。この辺は日本と似たような状況だなぁ、という感じ。

次にBeyond Distance Research AllianceのWheelerさんがMedia zooのプロジェクトを紹介してくれる。組織名もすごいと思うけど、Wheelerさんの肩書きが"Keeper of the Media Zoo"というところもすごい。 技術と目的をそれぞれnewとexsitに分けて、4つの事象を作り、それぞれに対してBreedingとか名前をつけており、SecondLifeなどで実践している。まあ、デモビデオを載せておきます。このほうが早いよね。

図書館を見学。どこの大学もそうだが、グループ学習室が充実している。TeachingからLearningへと移行していく中で、ゆるやかな学習空間は重要になる。その後、昼食。Wheelerさんとお話。もっと英語ができたいと思う瞬間。。。


 


 

午後からは、Staff Development CentreのCOX先生とMatthews先生とのお話を聞く。研修プログラムを中心に大量の資料を頂き、大変参考になりそう。研究と教育を両方やっている人はもちろん、研究だけのスタッフ、教育だけのスタッフにもしっかりと研修を準備しているということ。また、レスター大学でも学部長向けのmanagementのコースがあり、ランチョンセミナーで実施しているとのこと。この辺も日本で検討すべき課題といえる。

そして、もっとも強調しておられたのは「(Learningになどの研修)プログラムなどは理論化しておかないといけない」ということ。研究者としても、これは肝に銘じておきたいし、理論はこれからしっかりと勉強しないといけない。そして、「言行一致」が重要とも。

対話的にお話できて、とてもいい議論になった。

終了後、同行したみなさんとと最後の夕食を。

オックスフォード大学への訪問。Learning Instituteにて、DirectorのGoss先生、Nestor先生からお話を聞く。Professional Developmentとして、すべてのスタッフに対して専門の技術、Leadership、managementの研修を、Educational Developmentとして、Academic Staffに対してTeachingやLearningのコースを、準備しており、これらのコースはすべて任意で受講できる、とのこと。

また、EDは4つのレベル、PDは5つのレベルに分けられており、PDの上位は学部長の研修だったりする。研究大学だけあって研究グループのマネジメント、グラントの取得についての研修が中心のような印象を受けた。

その後、International Strategy Teamの方々から大学全体の説明を受ける。ややこしいのがCollegeの存在で、知っている方は知っているだろうが、オックスフォードには38のCollegeがあり、60以上のDepartmentがある。これらが交差していて、非常に複雑。教員としては、College、Department、Universityの3つに属することになる感じ、と理解しているのだけど、、、あってるかしら。大学院教員が学部に教えに行ってる、という感じが近いと思うのだけど。。。もう一度資料をちゃんと読んでみないとあかんな。。。ただ、システム的にはなんとなく京大的な感じかな、という印象を受けた。

さて、昼過ぎに終わって、移動の時間を遅らせてもらい、2時間ほどオックスフォードの街を散策。昨日は十分に見れなかったので、ありがたい。大学グッズを購入して、聖メアリー教会に。昔はここで教授会をやっていたという話も教えてもらった。1280年に建てられたという塔に登り、町を見渡す。すごいなー。

 

 

その後、レスターに移動。皆さんとインド料理を食べる。


日曜日。バーミンガムから移動。途中でシェークスピアの生家に寄る。シェークスピアは1564年4月23日に産まれたそうだが、とても金持ちだったようで、部屋には天蓋つきのベッドが置かれている。庭や生家のなかを散策。その後、引退後住んだというナッシュの家にも。

 

その後、オックスフォードへ。初めてパブに入り、イギリスビールを飲む。ちょっとうすい。まあ、そもそもビールの味がよくわからんけど(苦笑)。

 

町を散策。やはり伝統ある学問の町だけあって、重厚な雰囲気だ。これまでの都市とは違ってなんかテンションが上がる。それほど時間もないので、クライストチャーチを見て回る。ハリーポッターの魔法学校の食堂のモデルらしい。雰囲気のある建物だった。

 

その後、アリスショップによったりして、カフェに入ってアフターヌーンティーというか、スコーンと紅茶をたのむ。イギリスといえば紅茶、という感じだけど、ひそかにカフェがほとんどない。かわりにスタバが山のようにある。ちょっとそこはイメージと違うところ。どうもここ数年のことらしい。

 


ホテルに入り、夕食後、現地時間の午前2時に原稿を完成させる。〆切1時間前。。。

土曜日なので休日。とはいえ、月曜日〆切の原稿があるので、がんばってやる。

昼食買いに行く際に、歩いてにある聖フィリップス大聖堂に行く。

夕食行く際に、バーミンガム博物館・美術館の前を通る。

あとはホテルで、原稿書いたり、寝たり。まあ、そんな1日でした。

 

ロンドンからウォーリックへ移動。移動中に少し時間があったので、ウォーリック城によることに。914年にできたという要塞だそうだ。14世紀に建てられたというガイズタワーに登る。すごーい、ドラクエⅤみたい(笑)。

 

午後からウォーリック大学へ。Whitby副学長補佐(Pro Vice Chancellor)らと昼食。私は隣に座っていたBradfieldさんとe-Learning関係のお話。オンラインテストにものすごく興味を持って支援をしているらしい。たどたどしい英語ながらも過去のPowerPointなどを駆使してトーク。イギリスでもmoodleなどが流行っていたり、日本に近い状況だなぁ、ということを認識した。

その後、Learning and Development CentreのDirectorであるBennett先生から、大学とセンターの紹介をしていただいた。18000名ほどの学生、4200名ほどのスタッフで、現在はイギリスの大学ランキング7位だそうで、2015年には創立50周年を迎えるので、世界ランキング50位をめざしているそうだ。何回も”エリート大学”、”野心的”という言葉がでてきて、大学全体として非常に熱意を持って戦略的にプロジェクトを進めているような印象を受けた。

センターでは、アカデミックスタッフになるために、大学院生向けの研修コースを5つのレベルで提供していたり、教員、職員など職能別にさまざまな研修を提供している。研修の時間は昼休みで、いわゆるランチョンセミナーというやつだ。leadership、manegementの重要性を強調しておられた。

その後、Learning Gridを見せていただき、訪問終了。

イメージとしてはアメリカの大学に近いのかなぁ、、、勉強不足だけど、そんな感じ。日本でいうと立命館大学のイメージと近いものがあるのかな、という印象。

終了後、バーミンガムへ移動。夕食を食べてお休み。

 

British Breakfastという豪勢な朝食をとって、1時間ほどバスに乗ってサリー大学へ。

International Strategy VenueのDirectorであるMacBain先生から、Surrey大学の現状、目標などをお話いただく。4学部で8000名の学部生、5000名の大学院生が在籍、研究と教育の目標をめざしており、2017年までにイギリスでTop10、世界でTop100を目指している、ということであった。目標を明確に語っておられ、すばらしいと思った。

次にLanguage and Translation Studiesの学部長であるDlaska先生から、学部新設のお話。語学教育、言語学などの研究、ビジネス語学、生涯教育など、これまでバラバラに行ってきた教育を統括して行なえるようにするために学部を新設したそうだ。この実施に向けては、かなりのニーズ調査を行ったそうで、こういった調査の必要性を再確認した。

場所を移して、The Surrey Center for Excellence in Professional Training and Education(SCEPTeR)のDirecterであるJackson教授から、お話を伺った。Center for Excellence in Professional Training and Educationというのは、イギリス自体が関係しているセンターのようで、イギリス全体で74あるらしい。このセンターでは、Life-wide Curriculumと呼ばれている広い形でのActive Learningを実施しており、非常に興味深いお話であった。ちょっと十分まとめきれていないが、また見直しておきたいと思う。下記のYouTubeはプロモーションビデオのようだ。

次は、the Center for Learning & DevelomentのLee先生にお話を聞いた。こちらでは院生向けの研修制度(Postgraduate Certificate in Academic Practice (PGCAP))のお話や、ICT活用の研修プログラムについてのお話を聞いた。

イメージとしては、SCEPTeRの活動がLearning、CLDの活動はTeachingをそれぞれ支援しているような印象を受けた。名前とはちょっと違うけどね。

最後にInternational Marketing & RecruitmentのLucyさんから留学生の獲得、支援などについてお話を聞いた。サリー大学では毎年3000名の留学生を受け入れているそうで、入学前の語学研修、海外へのリクルート活動を熱心にやっておられるそう。また、在学中の支援はもちろんのこと、就職支援もしっかりしていた。この部署に、日本人で修士を卒業して就職された方もおられた。ふーむ、これはすごい。

その後、井上さんが大学コンソーシアム京都の取組を紹介され、遅めの昼食。ここでもいろんな会話がなされて、とても勉強になった1日となった。資料もたくさんもらったので、復習しないとね。

ロンドンに帰ってきたのは夕方過ぎ。せっかくなので、市内を散歩。ナショナルギャラリー、ビッグベン(国会議事堂)、バッキンガム宮殿を見て、中華街で夕食。ロンドンの雰囲気は感じることができたような気がする。

 

 

イギリスへ

大学コンソーシアム京都の戦略GP「地域内大学連携によるFDの包括研究と共通プログラム開発・組織的運用システムの確立」の海外視察でイギリスにいくことになった。他大学の3名の先生、2名の職員と合計6名での出張で、7泊9日。実質1週間。

朝5時に起きて、はるかに乗って関空へ。空港では卒業旅行、といった感じの若い人たちがいっぱい。

手荷物検査のところで、今度は制服の生徒たちの後ろに並ぶ。
「あー、修学旅行生かー、時代やなー」
と思って並んでいると、その中に見たことある顔が。 なんと、一緒に仕事をしている北稜高校の先生。 マレーシアへの研修旅行へいくところだ、と。 まさかこんなところで会うなんて。驚きました。

飛行機中では、読書、寝る、iPodを聞く、を繰り返して、フランクフルト経由で無事ロンドンへ。

夜はみなさんとフィッシュ&チップスを食べる。

ホテルについて、バタンキュー。まあ、時差もあるしね。

R-1ぐらんぷり2009

午前中、教育GPに関する打ち合わせなど。とりあえず思っていることを全部伝える。こちらも情報共有が重要だ。途中段階での目的をしっかり決めて進めていけば、メンバー的にもうまくいくはず。いい形にしていきたい。昼食も先生方と。いろいろ意見交換。

歯医者。抜歯後の消毒など。その後、ユニクロでズボンなど購入。

そして、R-1ぐらんぷり2009を見る。全体的にかなり面白かった。
ただ、なんで審査方法をあんな風に変えてしまったのだろう。。。

M-1みたいに決勝で2回目のネタをするのならいいですが、
1回だけなら、結果明らかにしてしまったら、なんかおかしい感じになっちゃいますよね。
夙川アトムがネタした後、「え、発表するの?」って思ってしまいました。
最後にまとめて、でよかったはずなんですけど。
来年は変わるでしょうが、キングオブコントみたいに1回目というわけではないので、
ちょっと理解に苦しみます。

個人的にはバカリズムがダントツで面白かった。
他には、あべこうじ、COWCOWよし、の3人が上位かなぁ、という感じ。
あべちゃんみたいなスタンダップコメディがもっと評価されてほしいなぁ、
とは思いますけど、こういう大会ではちょっと損ですね。

4位、5位が中山功太、エハラマサヒロの2名、あとは審査結果と同じ感じでした。
まあ、順番の影響は大きそうでしたね。審査員も点数高くなりすぎてましたし。
もちろん中山功太の優勝自体はめでたいことだと思いますし、これからブレイクすると
いいな、と思ってます。

ただ、一番面白かったのは、鳥居みゆきのネタ終わってから、ですかね(笑)。
彼女はああいうところでは、つきぬけてますね。

またバカリズムの「地理教師」ゆっくりみたいと思います。

桂三枝のブログでは、採点についても述べられていて面白いし、納得できたのですが、その次に「奮起せよ」というエントリで、落語家が1人も決勝にいないことについて書かれていました。準決勝にもいなかったような気がします。せっかくなので落語家にもぜひ出てきてもらいたいですね。最近はテレビで若い落語家を見る機会も減ってますもんね。


進まず

京大へ。院試対策、高等教育センターの皆さんと昼食。美濃研に行って、少し作業。

帰って、原稿作業。あまり進まず。。。

出張準備など。

データ打ち、分析を試みる。あー、原稿は書けるのか。

仕事の休憩に、R-1ぐらんぷり2009サバイバルステージを見る。
まあ、当然、この時間までがんばろう、と思っていたわけですが(笑)。

ネタも3分となると、レッドカーペットのような瞬発力ではだめで、
構成力が重要だ、ということがよく分かる。
かといって、長いネタをただ短くするというわけでもないので、難しいでしょうね。

順位ですが、上位2名を選ぶ、というシステムなので
もう中学生が4位だった以外はまあ順当かなぁ、という感じ。

鈴木つかさ、ヤナギブソンはさすが。竹内力のクロスワードはよかった。
この2名は残ってもありだったですが。まあ、竹内力自体が関西ローカルか(笑)。

岸学が飛びぬけてましたかね。
キャラ的なところもあってちょっとずるいんですけど、物まねだけじゃなくて、
実力もありますからね。 2006年の決勝のネタも好きです。

夙川アトム、ちょっと強引でしたけど、おもしろい。あらびき団で見たときから好きです。
”ちゃんじー、どーん”は耳に残ります(笑)。

友近はもっとネタあったろうに、、、とも思いますが、あれがらしさなんでしょう。

ナオユキ、松竹か、と思ったら、ダックスープの片割れですね。
そりゃおもしろいや。爆笑BOOINGを思い出しました。若いのにぼやき漫才やってました。
今回は「天然女の見分け方」「ひきこもりのニュース」が特にツボ。 まだまだ見たいです。

芋洗坂係長もそうだけど、20年前とか15年前にテレビに出ていた芸人、
テレビ出てなくても続けている人は、やっぱり面白いですね。

ダックスープ時代の映像はこちらにありました。
ここの5分30秒くらいから出てきます。若いねー。
ちなみにこのちょい前は今は亡き?青空カラオケです。


この1週間

最近1週間単位の更新ですね。。。忙しすぎるわけじゃないんですけどねぇ。とりあえず記録。

2/14
不調。夕方まで寝る。ほとんどなにもできず・・・。

2/13
大阪にて用事を済ませて、昼に京都にもどる。歯医者にて歯を抜いてもらう。仮歯7本。。。
夕方、京大にてミーティング。喜多研が打ち上げやってたので、少し参加させてもらう。

2/12
教授会、「言語と平和Ⅱ」振り返りの会、会議、教授会。
夜、飲み会。しゃべりすぎる(苦笑)。そのまま大阪に。

2/11
昼に戻り、京大にいく。採点作業。1コマは何とか終わりそう。もう1コマはやばい。。。

2/10
京大高等教育センター合宿@長浜
潮木先生のお話を聞く。
夜は男R35な飲み会。

2/9
院ゼミ。久しぶりに集まって近況報告。昼食を一緒に食べて、雑談。


調子の悪い日曜日

日曜日。研究の作業する予定がなかなか進まず、、、。あぁ。調子悪いな。昼寝ばかり。

夕方に、非常勤先の採点〆切を勘違いしていて、すでに過ぎていることが発覚。がーん。半日かけて採点。ごめんなさい。。。

まあ、こういう日もあるよねぇ。

ゆっくり起きて、ビデオとか見る。

午後から大学へ。うれしい知らせをもらう。学生たちが訪問。いろいろアドバイス?というか、議論する。

この学生には、いろんな本を紹介しているのだが、そのうちの1冊として、デジタルネイティブを紹介した。11月にNHKスペシャルが放送されていたのだが、ようやく今年に入ってからビデオを見て、授業でも紹介した。小さい頃からインターネットなどを使いこなす”デジタルネイティブ”の紹介である。13歳のインド系アメリカ人がSNSで人材を確保、動画共有ソフトで広報を行い、ベンチャービジネスを展開していたり、エイズ問題に取り組むウガンダの青年らがSNSでつながり、若者の国際エイズ会議への参加するための活動を行なったり、と興味深い事例が紹介されている。

日本人としては、はてなの近藤社長も紹介されている。発想はデジタルネイティブと言ってもいいが、彼は私よりちょっと若いだけなので、ちょっと微妙ではあるかな。ただ、その分、共感するところはとても多かった(京大自転車部出身ということもあるし)。

ちなみにデジタルイミグラント(移民)という言葉もあり、デジタルネイティブとどのくらい分かり合えるか、といった問題もあるようだ。

今のような大学にいると、情報共有、情報公開を前提として主張する私みたいなタイプはかなり珍しく感じられるようだが、それどころではない。私自体がすでに焦燥感をもって若い世代を見ている。その辺を上の人にも分かってほしいな、と思う今日この頃である。

午前中、こまごま作業して、昼から大学コンソーシアム京都へ。金西先生@徳島大、鈴木さん@香川大と合流し、大学コンソーシアム京都の業務について説明を受ける。

四国の8大学が、戦略的大学連携支援事業(戦略GP)「『四国の知』の集積を基盤とした四国の地域づくりを担う人材育成」を推進するために”e-Knowledgeコンソーシアム四国”を設立しており、その事業の参考にするために、大学コンソーシアム京都の取組についての調査、ということである。

私も、大学コンソーシアム京都で委員やったり、FDフォーラムや戦略GPに関わったりしているので、職員の方にお願いして、この場を設定してもらった。西浦事務局長を始め、3名の職員に大学コンソーシアム京都の設立の経緯、事業に関して説明していただいた。私も知らないことが多く、いろいろ参考になった。西浦事務局長が強調されていたのは「学生のために」という言葉で、私たち大学人にとって最も重要であることを再認識した。

いま、いろんな形で大学の連携が必要とされ、ネットワークも作られつつあるが、いい形で連携し、学生のため、社会のために、また教職員にとっても有用に機能するように、なっていけばいいと思うし、そうしていきたいと思う。

夜は、金西先生らと伊勢丹のイタリアンレストランで夕食。うちの大学の教育GPについての助言もいただきつつ、楽しくお話。

入試業務はなし。午前歯医者。左下の治療をいったん中断。ここまで15回。次は右上。ポイント制にして、20回行ったら1回特典、とかだったらいいのに(笑)。

大学へ。こまごま作業して、学生が訪問。教職対策の講座をすることに。3月中に4回ほど。理科と数学。どうやるのが一番いいのか、探りながらになりそうだけど、動機付けはすでに高いので、大丈夫かな。

理事長から海外出張の辞令交付を受ける。その後、大学コンソーシアム京都へ。その海外出張というのは、連携GPでイギリスのFD調査を行うというもので、4つの大学を訪問して今後の参考にするという目的。今日は、そのメンバーの顔合わせ兼打ち合わせ。4名の教員と2名の職員で行くのだけど、私以外の教員は2名が教務部長、1名が代表校の教授、で、すこしどきどきする。。。

「福翁自伝」を読み終えた。いうまでもなく福沢諭吉の自伝。別に慶應出身というわけでもないのだけど(笑)、大学教育に関するいろんな本にこの「福翁自伝」が引用されていて、これは読んでおかねば、と思って読んでみた。これまでいかに教養がなかったか、ということでもあるのだけど(苦笑)。

なるほど、確かに面白い。幕末から明治時代にかけて、諭吉が歩んできた人生がとても生き生きと描かれている。緒方洪庵の適塾に入り、学び、慶應義塾大学を作る。すごいのは学問に対する情熱で、蘭学の本をむさぼり読み、英語の本もむさぼり読み、海外に行ける機会があればなんとしてでも行こうとする、その気概がすごい。そして、写本だ。ひたすら写本する。

よく引用される部分だが、下記のようにある。

「それゆえ緒方の書生が幾年勉強して何ほどエライ学者になっても、頓と実際の仕事に縁がない。すなわち衣食に縁がない。縁がないから縁を求めるということに思いも寄らぬので、しからば何のために苦学するかといえば、一寸と説明はない。前途自分の身体は如何なるであろうかと考えたこともなければ、名を求める気もない。名を求めるどころか、蘭学書生といえば世間に悪く言われるばかりで、既に已に焼けに成っている。ただ昼夜苦しんで六かしい原書を読んで面白がっているようなもので、実に訳のわからぬ身の有様とは申しながら、一方を進めて当時の書生の心の底を叩いてみれば、おのずから楽しみがある。これを一言すれば ―西洋日進の書を望むことは日本国中の人に出来ないことだ、自分たちの仲間に限って斯様なことが出来る。貧乏をしても難渋をしても、粗衣粗食、一見看る影もない貧書生でありながら、智力思想の活発高尚なることは王侯貴人も眼下に見下すという気位で、ただ六かしければ面白い、苦中有楽、苦即楽という境遇であったと思われる。」(p111-112)

純粋な好奇心、向学心を持って勉強していう様に感服する。もし、自分がこの時代に生きていたならば、ここまでできるだろうか。

また、大学経営というか、リーダー論に関する点で、この記述が心に残った。

「例えば慶応義塾を開いて何十年来様々変化は多い。時としては生徒の減ることもあれば増えることもある。ただ生徒ばかりではない、会計上からして教員の不足することもたびたびでしたが、ソンナ時にも私は少しも狼狽しない。生徒が散ずれば散ずるままにしておけ、教員が出て行くなら行くままにして留めるな、生徒散じ教員去って塾が空き家になれば、残るものは乃公一人だ、ソコデ一人の根気で教えられるだけの生徒を相手に自分が教授してやる、ソレモ生徒がなければ強いて教授しようとは言わぬ、福沢諭吉は対塾を開いて天下の師弟を教えねばならぬと人に約束したことはない、塾の盛衰に気を揉むような馬鹿はせぬと、原の祖気に極端の覚悟を定めて、塾を開いたその時から、何時でもこの塾を潰してしまうと始終考えているから、少しも怖いものはない。」(p378)

もちろん、今の時代、学生獲得の戦略は必要だが、この腹のきめ具合がものすごい。リーダーたるもの、これくらいの気持ちが必要なんだろう、と思う。

読んでみて、自分はまだまだだ、と思い知らされた本である。また数年後に再読してみたいと思う。


立春ですね。

立春ですね。もう一度気分新たにして、がんばります。

入試業務2日目。試験監督。

梶川先生とお話。秘書をつけることを推奨する(苦笑)。

自転車で京大。久しぶりに外大-京大を自転車で移動したので、疲れた。事務処理のあと、修論ミーティング。なんとか方針は見えたが、あとは作業してくれるかどうか。そのあと、結果もいるけども。

年度末なお買い物の相談。いろいろ買っていただけるようでありがたい。頑張って仕事します。

その後、同じ階の研究室のスタッフたちとR35な飲み会。楽しい。飲みすぎた(笑)。

恵方巻

一般入試1日目。試験監督業務。

メール書きにいそしむ。その後、事務作業。

帰りにセブンイレブンで恵方巻を買う。森久美子プロデュースらしい。1人で無言で食べる。恵方まきは結構毎年食べている気がする。なんでやろ?

090203_2028.jpg

午前中、実家にて最後のクラスの採点。これで外大の7コマ分は完了。ふぅ。

昼に大学着。採点結果を提出して、研究費に関する事務作業。年度末だねぇ。

卒論に関する質問で、学生とAmosを触ってみる。ふーむ、すごいなぁ。もっと勉強しないといけないなぁ。いろいろできそうだし。

出張続きだったこともあり、そこそこ本を読んだ。松下祥子「科学者たちの奇妙な日常」が面白い。ブログもよく拝見しているのだけど、この本は研究者のリアルな生活が記されている。かなり優秀な方だと思うが、とても軽いタッチでバランスもよさそうで感心する。今の時代、科学者もコミュニケーション力が重要であることも確かだし。すごく納得。ただ、私、英語ができないので、心苦しいところもある、、、(泣)。

女性研究者として生きていくのが大変なことも分かる。いまは子育てもされており、本当に大変そうだ。もちろん研究者は他の職より時間の融通はききやすいとは思うけれど、研究者としてあり続けるのは並大抵な努力ではないだろう。感服する。

科学者じゃなくても、研究者を目指している方はぜひ一度読んでみるといいですよ。

お笑いのビデオを見て、採点。あと1クラスまで。

昼から京大。英語など、最後の追い込み。がんばれ。

 

大阪に帰る。すっと帰るつもりが紀伊国屋ではばまれる。「オバマ大統領就任演説」が出ていたので買う。「オバマ演説集」は買ってiPodで聞いている。オバマ本は買っているけど、まだ読んでないので、読まなければ。しかし、日本ではえらい流行らしい、とCNNでも言っていて驚いた。

田辺湯が工事でしまっててショック。。。最近スーパー銭湯には嫌われているらしい。

 

最近のコメント

 

Link

  

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261