学会が終わって

日常。休みなしかぁ。さすがに肉体的な疲労は大きい。

午前中に授業準備して、昼休みに京都研究プロジェクトのチュートリアル。
午後から4コマ。「ICTの活用Ⅱ」。個人発表の準備。「言語と平和Ⅱ」。先週の分、添削できませんでした、、、ごめんなさい。文章を読んで要約し、意見を書く。解説した後、作業。みんなまじめにがんばる。えらい。「資格情報処理Ⅱ」。アルゴリズム、インターフェイス。まあ、順調。

「現代社会研究ゼミⅡ」。今回の教育工学会全国大会の予稿集から8つ選んでコピーして配布。自分の興味のありそうなものを読んで理解した後、3、4名のグループに分かれて説明、質疑。当然フォローには入る。みんなそれなりに理解できていたみたいだし、4名グループにすると質疑はできる。少しでも研究の雰囲気に触れさせてあげたいと思う。

さて、教育工学会でいろんな発表を聞き、いろんな人と話をした。今回の、研究者、大学教員、京都外大教員という3つの顔を自分なりに意識できた、ということだ。今回数名に似たような問いをもらった。「なぜFDに関わっているのか(若手FD研究者ネットワークの代表になったのはなぜか)」「なぜ京都外大にいるのか」。それぞれ頑張ってきたけれど、これまでその理由については深く考えることをしてこなかったような気がする。もちろん、興味があるから頑張ってるんですけどね。

FDは言葉だけ聞くと違和感というか嫌悪感を感じる教員もまだまだ多い。実際のところ、研修とかはそんなに必要ないと思う。授業に対して熱心に取り組んでいる教員は多いわけで、それらの情報をどうやって共有し、つなげていくか、そこが重要だろうと思っている。ただ、高等教育センターなどで働いている若手教員は孤軍奮闘している場合がほんとに多い。このような教員に対して大学を越えたつながりをつける、またそのコミュニティで築いたものをいろんなところに訴えたり、大学に持って帰ったり、個人で生かしたりできる、こういったことを何とか支援したいと思っている。

次に今の大学にいる意味。もちろん、かなり大きいと思っている。まず、世の大学の変化、大学組織の変革を肌で感じられるという理由がある。そして組織が変わるための活動にも挑戦できる。また、ここで研究者として頑張ることによって、後輩にとっての1つのロールモデルになれるのでは、という思いもある。みんな研究大学に就職できるわけではない。それに大学に勤めれば研究に従事できる、そんな牧歌的な時代はとうに終わっている。そんな中、研究者として、教員として、ある大学に所属する教員として、うまく折り合いをつけつつ過ごしていくことが大事かな、と思っている。幸い、うちの大学は、学生がなかなかいいし、多くの教職員も熱心に仕事されているし。

なんかまとまりも、とりとめもない話になったけれど、、、まあ、シンプルには「頭良くなりたい」という、ただそれだけです(笑)。実際のところ、ほとんどうまくいかないから泥臭くやってるんですけどね(苦笑)。

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このページは、村上正行が2008年10月14日 23:55に書いたブログ記事です。

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