「はじめての課長の教科書」に学ぶ

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昨日いけなかったので、午前中は大学へ。ちょっとした作業を終わらせる。

2時過ぎに京大吉田コートへ。月1回くらいはテニスしたいよね、という目的のもと、もはや若手ではない(苦笑)中堅OBが集まってテニスをする。10年前に作ったメーリングリストはyoung-obという名前なのだけどねぇ。蒼穹杯以来、1か月ぶりにテニス。そこそこ動いた。現役はフリーで、隣のコートで練習していた。

来年は久々に公式戦に出れるといいな。35歳になったので成年の部でも出ることが可能。昔のイメージだと「成年になれば、私でもうまい人に勝てるのでは?」と思っていたが、まったくそんなことはなさそう。うまい人は体力が衰えていない。より差が出そう。。。


少し前になるが、酒井穣「はじめての課長の教科書」を読んだ。これまでビジネス書と言えば、経営者向け、もしくは、若手社員向けがほとんどで、中間管理職をターゲットとした書籍というのは本当になかったそう。たしかに。そもそも中間管理職というものが、非常に日本的であるということも関係するのだろう。

課長は「予算管理に実質的な責任を持つ管理職で、経営者と直接話のできる最下位のポジション」で、部下は年齢も能力も多様であり、責任もある、現場にも関わるというかなり大変な仕事である。

この本では、必要なスキルや巻き込まれる状況、問題、キャリア戦略などについてまとめられている。まず、『課長としての最も大切な仕事は「部下のモチベーションを管理する」という仕事です。』と述べている。やはり、何事においてもモチベーションは重要。

そして、課長に必要な8つのスキル。
 1. 部下を守り、安心させる
 2. 部下をほめ、方向性を明確に伝える
 3. 部下を叱り、変化をうながす
 4. 現場を観察し、次を予測する
 5. ストレスを適度な状態に管理する
 6. 部下をコーチングし、答えを引き出す
 7. 楽しく没頭できるように仕事をアレンジする
 8. オフサイト・ミーティングでチームの結束を高める

課長でなくても、部下を持つ人間なら重要になりそうなスキルだ。ある種、学生を指導する教員にとっても必要なスキル、と言えるでしょうか。自分は持ってるかしら。。。

筆者の酒井氏は1歳上。続編?の「はじめての戦略の教科書」がこれまた面白い。世の中にすごい人はたくさんいるものだなぁ、と実感する。最近、本を読んでいても同世代や年下の人が増えてきた。負けないように頑張らねば。

コメント(2)

はじめまして。ご紹介いただいた本書『はじめての課長の教科書』の著者です。まずは本書及び新刊『あたらしい戦略の教科書』のお買い上げ、ありがとうございました。また、嬉しいコメントをありがとうございます。

ところで、台湾で臭豆腐を食べられたとのこと。あれほどの臭いのものにトライするとは・・・猛者ですね(笑)。僕もかなりの回数、台湾を訪れているのですが、臭豆腐はトライしたことがないです。

ところで、別件で質問があるので、失礼とは存じつつ、研究室のほうにメールさせていただきます。今後とも、よろしくお願いします。

>酒井様

コメントありがとうございました。
びっくりしたのと同時に、かなりどきどきしました(笑)。

臭豆腐は台湾大の院生さんに「トライしましょう!」と言われたので食べてみましたが、さすがにおいしくはなかったです。大阪人だからか芸人気質なので、つい体を張ってしまいます。。。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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このページは、村上正行が2008年9月15日 23:55に書いたブログ記事です。

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