少し遅めに出勤。授業準備をする。火曜日は1回目の授業。
「ICTの活用Ⅱ」。PowerPointの説明。どうしようかと思ったけれど、意見を聞いたらPowerPointをずっとやってもよさそうだ。
「言語と平和Ⅱ」。ガイダンスなどの後、2人でペアになってインタビューをしての他己紹介。いろんな学生がいて楽しい。準備段階に友達同士で話しているときはいろいろ話しているが、前に出て話すとなかなか思うようにはいかないみたい。何回か経験してもらって慣れてもらえればと思う。
「資格情報処理Ⅱ」。暗号、著作権について。まあ、ぼちぼち。
「現代社会研究ゼミⅡ」。週末ゼミ合宿だったこともあり、秋学期の予定について説明し、諸連絡をして終了。教員のせいでかなり自由な感じだが、まあよしとしよう(苦笑)。
「勝間和代の日本を変えよう」を読了。勝間さんの本はブーム初期にはなんとなく読んでいなかったのだけど、何冊か読んでみたら、とても共感するところが多い。
世代論、男女雇用、非正規雇用の問題などについて触れられていて、ほとんどが「そうだよなー」と思う内容だった。5章については、自分の状況に落とし込みにくいので、さらっと流れていった感じはあったが、1章から4章まではすっと腑に落ちた感じ。
インターネットなどの普及による情報共有の重要性、公教育の充実の必要性、日本全体での若者雇用の支援、など、ほんとにその通りだと思う。わりと貧乏な家庭で育った30代ということもあり、公教育のありがたさはひしひしと感じている。今の時代に学生だったら、今の自分はないかもしれない。また、これから書くことがあるかもしれないが、いろんな面で福祉関係の恩恵を受けている。幸運にもたまたまこうやって大学で教員をしているが、定職なしで借金に追われていた可能性も十分にあっただろうし、ほんとに綱渡りだったなぁ、と思う。まあ、借金は実際かなりあるんですけど(苦笑)。だからこそ、何かの形で公教育や保育所などの充実に役立てればと思うし、非正規雇用などの問題についてももう少し勉強して行動できればと思う。
昔、クラブの同期の主将が「組織は一人で変えられる」と言っていたことに感銘し、その言葉をずっと意識している。小さいことからでも行動していかないと何も変えられないし、周りの人を巻き込んでいけば少しずつ大きな動きになっていく。そういうことは小さい組織ながら経験してきたので、勝間さんのいう「社会を変えていくために小さくてもいいから行動を起こそう」ということに共感するし、こういった活動を広げようと行動されているのはすごいことだなと思う。
あと、この本で一番共感できた、組織の変革や10年後の社会、については、自分の問題にからめて改めて書いてみよう。
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