「若手FD研究者ネットワーク」運営委員会

淀屋橋集合。昼食とりつつ、打ち合わせ。

「若手FD研究者ネットワーク」運営委員会。ホテルに23名の若手研究者が集まった。設立目的は「FD推進のための情報交換、実践研究、および情報発信をおこなうことを目的として、FDに関わる若手研究者を組織化し、問題点や成功事例を共有する」、いわゆるコミュニティ作り。

3月に大学教育研究フォーラムで杉原さんと「高等教育センター若手教員の奮闘」というラウンドテーブルを行いました。そこで、指定討論の田中先生@京大が「10年辛抱して」と発言されました。FDの成熟、教員の世代交代、今の若手が責任あるポジションにつく、などが要因ではあるのですが、若手研究者が10年辛抱できるか、という話題にもなりました。この点について、文部科学省の方も問題意識を持ってくださったようです。それで、このラウンドテーブルをきっかけに、田中先生らが若手FD研究者の組織化の支援をしようということになった、わけです。

さて、まずは田中先生から上記の内容について説明していただき、代表となってしまった私の自己紹介。なんかよく分からない感じになってしまった、、、。その後、みなさんの自己紹介を聞いていく。みんな各大学で奮闘されている様子が伝わってくる。

次に、分野の近いメンバーが集まり、研究者としてのFDへの関わり、問題点などについて議論した。私のグループは教育工学系のメンバーで、問題解決が専門性ですかね、でも、問題発見もしますよ、でもね、問題発見するには組織のポリシーがないと難しいんです、とか、組織というより個人に負担がかかりますよね、これは組織の機能の見直しが大事ですよね、といった話になった。他の班ではコミュニケーション力とか交渉力も話題になっていた。論理だけでは通らない、やらしいけど個々のコミュニケーションをとって、そこから切り込んでいく、という戦法をとらないとなかなか難しいよね、と。納得(笑)。

がっつり議論して、その後、懇親会、2次会、3次会。FDの話、大学の話から、お笑いや趣味の話(これが大半だったという噂)まで、初対面の方ともお話できたし、楽しい時間でありました。

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このページは、村上正行が2008年7月19日 23:55に書いたブログ記事です。

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