学校裏サイト、プロフの話をしながら考える

朝、最後の授業準備をして、関大「メディア教育論」2コマ。ケータイの話。

 

藤川大祐「ケータイ世界の子どもたち」と、下田博次「学校裏サイト」の2冊を参考にしながら話をした。

最初は、内閣府の「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」を参照しながら、女子高生の携帯利用時間が124分、などのデータを紹介していく。

その後、モバゲータウンやプロフ(前略プロフィール)の話、問題点などについて解説、学校裏サイトについても紹介、解説を行い、どのように対策をしていくべきか、といった点について概説した。

この授業のために、プロフや学校裏サイトをあちこち見てまわったが、ほんとにすごいな、と思った。こういった問題に対応するためには、知っておかないといけない。しかし、こういった動きを把握するだけでもエネルギーが必要だ。しかも、裏サイトなんかだと、自分が書かれている可能性もある。藤川先生は著書の中で「スルー力が大事」ということを書かれていた。確かにそうだが、それを身につけるのも大変そうだ。闇雲にやめさせようとしても逆効果なところもあるし、生徒の立場に近づきつつ、問題点を理解してもらうようにしていかないといけない。

話しながらも、どうしたらいいのだろうな、と思ってしまった。院生時代、塾で働いていたので中学生と交流があったが、大学勤めて7年目、対象も高等教育なので、なかなか知る機会がない。授業する機会にいろいろ調べないといけないな、と思う。

今見ると、ちょうど稲垣君@東北学院大学のブログに、情報モラル研修の際の参考リンクがあった。授業前に見ておけばよかった、、、。

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このページは、村上正行が2008年6月20日 23:55に書いたブログ記事です。

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