大学に「過保護者」急増、の時代です

午前中、大学へ。たまっていた事務処理を少しだけこなす。

昼から京大へ。京都に訪問している台湾大生と合流。話を聞くと、いろんなアクティビティに参加したり、京大生ともかなり交流しているようで、楽しんでいるようだ。

PANGAEAの見学。いろいろお話も聞かせてもらい、興味深く見学させてもらった。

その後、部屋を移り、喜多先生の挨拶の後、Yueh先生、台湾大生を見送る。今日は大阪のホテルに泊まって、明日帰国予定。気をつけて帰ってくださいねー。

京大の次期総長に松本先生が就任されることが決まったとのこと(朝日新聞の記事)。9年前に京大とUCLAの遠隔講義が始まったときに講義を担当されており、私の初めての投稿論文がこの授業が対象であることもあって、大変お世話になった。ちょっと不思議な感じがする。

さて、同じく朝日新聞に「大学に「過保護者」急増 入学式は満杯、就職相談に同伴」(朝日新聞 '08/5/24)との記事。そうなんですよね、結構大変なんです(苦笑)。まあ、塾で働いていた時に思ったのですが、子どもは例えば12歳から18歳になれば大きく変わりますが、親は6年たってもそんなに変わらないですよね。もう大人ですから。。。(苦笑)。

大学としては、親を味方につけることも大事だし、いろいろ説明することも大事です。多くの場合、授業料を払っているのは親なので、説明責任もあります。しかしながら、企業への就職まで考えた時に、「就職」をゴールとするのか、「勤労」をゴールとするのか、この点を親御さんによく理解していただけるように説明していかないといけないでしょうね。親がいいと思う企業ではなく、学生自身が自分で考えて、自分で働き続けられると思った企業にいかないとね。

そうしないと、就職した後にも「うちの子、会社に行かないと言ってます。」「やりたい仕事ができないらしいのですが」という電話をかけることになりますから。企業の方いわく、実際にあるらしいですよ、こういう電話。

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このページは、村上正行が2008年5月24日 23:55に書いたブログ記事です。

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