京大デー。いよいよ授業。午前は高等教育センターにて「高等教育開発論演習」に出席。新しい助教や院生に加え、他講座の院生が参加されており、半分以上初対面の方々。っていうか自己紹介したら、自分だけ京大じゃなかったけど(笑)。その後、田中先生の発表。相互研修型FDや今後のセンターの活動について。FDの流れや文科省の方針、学士力などについてはよく理解できた。ただ、議論の中でエーリック・フロムやフーコーなど出てきて、追いつくのに必死。理論を勉強しないといけない、という課題はまだまだ。
美濃研に行って昼食会、いろいろ準備。台湾との遠隔講義「IT時代の学び」。京大側は初めてなので、イントロダクション。台湾と京都の紹介、喜多先生の講義。今回はオブザーバなので気楽だし、内容も興味深い。まあ、1回授業しないといけないので、そこだけが大変だけど、、、。
「情報科学演習」。40名くらい。多いなー。とりあえずガイダンス。アンケートとってみたけど、希望はさまざま。どういう風に進めたらいいかなぁ。
さて、昨日から京大の授業がYouTubeで公開されることが話題だ。例えば、「京都大、「ユーチューブ」で授業など公開」(朝日新聞 '08/4/8)などで、朝日新聞は1面だった。また、大学関係者のいろんなブログで触れられている。これは、OCW(OpenCourseWare)の取組をYouTubeで見られるようにしたもの。これまでもpodcastingで配信していたので、iTunesで見ることができたし、私のiPodには授業用に主要な映像が入っている。それでも、YouTubeで配信となるとインパクトは大きい。それにこれだけメディアでとりあげられると影響はすごそう。1年ほど前の日記で、大学とYouTubeの活用について少し書いたが、これからもどんどん増えそうだ。
こちらがYouTube京大OCWのページです。大学関係者はもちろんですが、大学関係者ではない方、ぜひ一度見てみてください。大学の授業がYouTubeで見れるってのは、なかなか面白いことじゃないかな、と思います。
あと、以前も書いたのだけど、やはりすごいのは、生体肝移植のページ。医学のことはまったく分からないけど圧倒されます。何回見ても見入ります。興味ある方は一度ごらんあれ(血がだめ、とかいう人は要注意です。)
うぁ、、、僕は最初の15秒でもうやばくて、30秒前には止めてしまった。。。
で、それはともかく、YouTubeで公開するメリットってのは、
映像配信のためのコンテンツ管理とサーバ運用をYouTubeにマル投げできたってことですよね?
OCW程度の認知度で「著作権問題が〜怖くて公開できない〜」って公開するのを躊躇してる人が多いのにYouTubeになったらどうなるんでしょう...
↑の動画は再生しなくても気持ちわるいかも...
遅くなってすいません、、、。
>おちさん
管理面のメリットももちろん大きいと思いますが、広報の面から見れば、より多くの人に見てもらいやすくなったのではないかと思います。若者へのYouTubeの広がりはすごいですしね。
大学広報のYouTube活用はもっと積極的に行なっていくべきだろうと思ってます。
>うえださん
著作権の問題はより深刻にはなるでしょうね、、、。特に授業は。いい形で法律改正が行なわれることを期待しています。
その点、著作権などあまり気にしなくてもいい広報なんかはいいと思うのですけどね。
しかし、私も血とか怖いんですけど、これはあまりにすごいので見入ってしまいました。