授業支援の新しいあり方

| コメント(2)

FDフォーラム2日目。今年は2日目も立命館です。

私は第8分科会「授業支援の新しいあり方 ~大学としての授業支援の組織・体制作り~」の指定討論者。

午前中は、4名の報告。まず、神藤さんは「徳島大学の全学FDプログラムにおける授業支援」という題目で、FDプログラムや授業コンサルテーションについてお話。何回聞いても、FDプログラムはしっかりできているし、授業コンサルはすごいけど、大変そうだ。

次に「関西大学の授業支援体制」という題目で、水越先生が全体像を、岩崎さんが院生やSAの働きについてそれぞれお話された。120名のSA(学部生)を雇用して、事務的なことをサポートする、という試みは本当に興味深い。教員にとっても時間の節約になるし、職員も職務に専念できるし、学生にとっても勉強になるところも多いし、いい仕組みだと思う。

最後に藤田さん@法政大が「法政大学における授業支援 -初年次教育モデル授業公開-」という題目で、法政大の全学的FD、初年次教育のモデル授業のお話。全学FDの結果を大学に活かそうと試みているところはすごい。

昼食をとって、午後からは質問対応。質問票がたくさん出たので、回答するのに1時間くらい。そして、私の指定討論。時間も押したし、ほとんどいらないような気もしたけどねぇ、、、。参加者はほとんど私立大学、6割が教員、4割が職員という構成だったので、私立大学の文脈に限定した上で、観点を授業支援を行う上でのノウハウ(ミクロな観点)、授業支援の組織作り(マクロな観点)に整理した上で、1つずつ質問させていただいた。

回答してもらって、時間が終了。フロアとの直接やり取りができなかったのは残念だったが、内容は濃かったと思うし、質問票には答えてもらえたのでよかっただろうか。

帰りに喫茶店にて院生2名といろいろ相談。どっちもなかなか大変だ。

疲労がピーク。肩というか背中全体が痛い。でも、なんとか明日中に作文を仕上げなければ、、、。これが終わればなんとかなるか。

コメント(2)

指定討論、全体のコーディネートおつかれでした。120名のSAはすごいですね。教員が楽になってスキルも高まるFDになりそうですね。ただ、謝金を含め管理が大変そう。

遅くなってすいません、、、。ありがとうございました。

関大の取組は本当にすごいですね。管理は大変かもしれませんが、全体で考えれば職員の仕事も減って、学生の育成にもつながるのでは、と思っています。なんにしてもこれから注目ですね。

このブログ記事について

このページは、村上正行が2008年3月 9日 23:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「第13回FDフォーラム」です。

次のブログ記事は「初年次教育学会設立大会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261