第13回FDフォーラムのため、立命館大学へ。今回のテーマは「大学教育と社会 -FD義務化を控えて-」。1000名を越す参加者ということで、ものすごい人数だった。
基調講演の寺崎先生が病欠のため、シンポジウムが延長されることになった。中村先生@立命館は教学担当理事として立命館大学の教育開発について。学則を「学生が・・・できるようになる」と見直し、学習者中心の学び、カリキュラムツリーの構築などのお話だった。
続いて、飯吉先生@大阪市大。産業界が求めている学生像を歴史的に概観し、学生が自発的知的拡張性を獲得することの重要性を述べられた。また、BoyerのScholarship論から、大学教員として研究(発見)、教育、応用、統合の4側面が重要であることなどもまとめられた。
最後に滝先生@河合塾。個人的には一番知りたい情報を知ることができた。GPは指標の1つになるけれど、ホームページなどを見ても詳細が分からず、「学生がどう成長しているか分からない」とのこと。たしかに。カリキュラムの図示化が具体的にできていることも重要。高校から送った学生の満足度が高いことも重要。そりゃそうだよね。
その後、パネルディスカッション。議論は盛り上がらず。経済界が求めている人材の話になったが、飯吉先生に質問が集中して真摯に対応されていたものの、パネリストに経済界の人がいないので、なんとも収まりが悪かった。後半は消化不良な感じだった。
情報交換会で参加者とお話した後、河原町で4名で飲み。楽しくて、ついつい遅くまで飲んでしまった。。。