2007年を振り返る前に

2007年を振り返る前に、自分の心の整理のために、書いておこう。

5月にドイツで亡くなった友人のやま。9月に東京でお別れ会があった。東大のソフトテニス部で、京大ソフトテニス部の私と同学年、一緒にテニスをした。現役、OBになってからもなんやかんやとつきあいがあった。研究の世界では、物理の分野で博士をとり、ドイツの研究所で研究を続けていた。指導教官によれば「とても優秀」だったそうだ。結婚して子どもも2人。あまりに順風満帆に見える人生だったと思う。でも、突然病魔に襲われた。白血病。ドイツでの闘病生活を選び、骨髄移植を行った。メールのやりとりでは、順調に回復していたような感じだったのだけど、残念ながら天に召された。

学士会館で行なわれたお別れ会に行って、初めて実感した。ここにいないことを。このときに「今やるべきことは、今やらなければ」ということを強く思った。今まで、どちらかというと、計画的に、長期的に物事を考えて実行してきたと思う。波風を立てるのも好まない。でも、それだけでは、だめなんだと。もしかしたら、自分は明日いなくなるかもしれない。その時に後悔しないようにしておかないと、と思うようになった。これがきっかけで、少し行動パターンは変わったかな、と思う。

やるべきことはすぐ実行にとりかかることは、正直まだまだできてないが、やり残したことがないように1日1日を生きていけるように頑張りたい。

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このページは、村上正行が2007年12月31日 22:20に書いたブログ記事です。

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