「目安箱」で大学は変えられるか

午前中、ゼミ。原稿に関する議論。研究の視点をどこに定めるか、が重要。あとは英語の文献読みのチェック。日本語の知識も重要。

午後、センター会議、打ち合わせ。やるべきことは多い。

短大「数的理解」。濃度算。いわゆる食塩水。理解できる人と理解しにくい人に分かれたが、個別対応で多分分かってもらえたはず?あとは自分で繰り返してやってほしいですね。最後に魔方陣の話。実際に3×3の作成に挑戦してもらった後、つくり方を教える。食いつきがいいので、気分がいい(笑)。

「情リテⅣ-2」。課題は決定したので、あとはそれぞれ適宜、簡単な指示。フローチャートの作成が重要であることを教える。

今日は同志社が休講なのでらくちん。その後、いろいろ仕事。

久々にニュースから。「「目安箱」で大学変えます 全入時代に向け広がる」(朝日新聞 '07/11/25)。学長などに対する意見を収集するシステムは、以前から結構ある。同志社なんかも以前からCyber学長室を設置していて、Webで回答を提示している。

意見を収集することは大事だけど、それに対する回答、フィードバックが適切に行なわれるか、が重要になる。すなわち、学長が目を通した後、適切に仕事をふれるようにできるか、だ。そのためには、組織で対応することも必要になるだろう。何はともあれ、適切なフィードバックがないと、いい意見も収集できなくなる。最初が肝心、かもしれない。

意見を収集したり、議論したりする場合は、”フィードバックまで込みで考える”。これが重要。

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このページは、村上正行が2007年11月26日 23:55に書いたブログ記事です。

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