2007年11月アーカイブ

第18回教育システム若手の会に参加するため、院生2名と仙台へ。

少し早めに着くようにしたので、まずは昼ごはん。名物ということで、お寿司を食べる。私はにぎりと白子。院生は海鮮丼。特に、穴子が美味しかった。2時間ほどあったので、せんだいメディアテークへ。ミュージアムと図書館やスタジオなど、市民の芸術拠点としての位置づけのようだ。とてもオープンでおしゃれ。

その後、ぶらっとして、待ち合わせ場所のヨドバシカメラへ。そして27名で牛たん利久にて、牛たんを食す。おいしいなぁ。
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そして、マイクロバスに揺られること1時間半。会場の蔵王センタープラザに到着。あがったなぁ。スキー場が目の前。スキー場開きはまだらしいが、滑れないことはないらしい。

21時半からオープニングセッション。1分間の自己紹介。33名中、最後から2番目の発表だったのだけど、始めに思ったように笑いをとれず、無難に終わってしまった、、、。あーあ。もちろん院生は真面目にやっています。有職者になると、あばうとになってくる、ということです(笑)。

その後、みんなでわいわいとお話。初めての人、1年ぶりの人、4年ぶりの人、いろんな人と楽しくお話。そして、夜中に温泉。硫黄臭のするすばらしい温泉。がっつり入ってお休み。

体調を整えよう

昨日、遅かったので、遅く起きて昼出勤。会議が珍しくなく、なんか忘れてるんじゃないかと心配になるが、何もない。明日からの出張の準備、事務作業、来年度の時間割の設定などについて。いつもこのくらいで時間が流れているといいのだけど。

健康診断の結果が返ってきた。特に問題なし。BMIも普通。生活はもう少しちゃんとしないといけないのだが、まあ一安心。あとは体を絞れればいいわね。

夜、天山の湯に行き、サウナ&マッサージ。あいかわらず尋常じゃない肩こりだけど、疲れは少し取れる。明日も温泉。出張で忙しいけど、そこでリフレッシュしたいよねぇ。

京大デー。「情報社会と人間」。e-Learningのつもりだったが、放送教育で前ふりした後、DSの話題に絞って話をした。先日、進研ゼミがネットやDSを活用することを発表したこともある(「進研ゼミ中学講座+i」「ベネッセ、進研ゼミでウェブを組み合わせたブレンド型学習--DS利用の学習教材も」(CNET Japan '07/11/26))。また、京都の中学校の取組も紹介した。
「携帯型ゲーム機使い英語学習 八幡市内  4中学校で始まる」 (京都新聞 ’07/5/21))

実際、DSではさまざまな学習ソフトが販売されている。いろいろ工夫もされているし、よくできていると思う。そこで、今回は「DSを教育に活用することをどう思うか?」というテーマで10分ほどグループディスカッションを行なって、意見を発表してもらった。当然、バランスの問題が出てくるわけだが、どう使わせるか、を体得させることが重要なのかな、と思った。この議題は、来週までに掲示板に書いてもらって議論が進むことを期待している。みんな書いてくれるかなぁ。。。

昼食会の後、楽友にてe-Learning勉強会。失念していた、、、ごめんなさい。研究生2名の論文について報告してもらう。

美濃研に戻って某企業との打ち合わせ。何はともあれ、私は授業での活用をしっかりやって評価、分析をすることが課題。

「情報処理演習」。ホームページをアップしてもらうつもりが、FTPできない、、、。がーん。SFTPしか許してなかった。昨夜遅くにアカウント作ったのに、、、。とりあえず今回はホームページ作成の続きをやってもらい、来週別途対策を考えることに。それで、来週からはとうとうプログラミングだ。ちゃんとプログラムするのは8年ぶりくらい、Cをやるのは10年以上ぶり。できるかなぁ。。。

帰ってから、大学教育研究フォーラムの原稿チェックを2つ。まだ自分の原稿が、、、。あぁ。

授業準備とテスト作りに四苦八苦。

「視聴覚教育」。e-Learning。サイトが変わってどぎまぎ。

「言語と平和Ⅱ」。グループ発表準備も終盤。最後に、中間発表をしてもらう。グループによってまちまちだが、なんとか頑張ってほしい。

「資格情報処理Ⅱ」。2回目の小テスト。今日のは難しかったらしい。難易度は同じくらいだと思うのだけど、前回の成績がよく、今回の成績が悪い、というのは、やはり企業や簿記関係の問題は学生にとってなじみがないからだろうか。

学会ホームページの打ち合わせ。

水月昭道「高学歴ワーキングプア」。出版された直後に買って読了していた。11月11日の朝日新聞の書評欄にも著者が紹介されていた。

とても納得できるところと、ちょっとおかしいでと思うところと、はっきり分かれる(半々くらい?)。でも、このような問題が提起されることは重要だと思う。

大学院(特に博士課程)に進学しても、研究者、大学教員としての就職は厳しい。かといって、企業への就職も厳しい。非常勤講師は年1コマ担当して30万程度。1回の授業辺り1万円計算なので、一瞬高い気がするが、年10コマ担当しても年収300万円。10コマやればそれだけで1週間は終わる。しかもここから税金やら健康保険やら年金やら払うわけだから、生活はかなり大変だ。だから”ワーキングプア”ということなんだろう。本当は、大学の雇用体系、というか世代格差に問題がある(これは一般企業でも当てはまると思うが)のだが、これは既得権益なんかもあって、そうやすやすとは変えられないのが現状だ。

だから、進学は(おおざっぱだが、理系の修士はのぞく)簡単には薦められない。企業に行った方がいいことが多い可能性が高いからねぇ。実際、大学教員になったところで(こういうことをいうとよくないのだが)、大学業界が”斜陽産業”であり、思ったような仕事が出来るとも限らないし、給料がいいわけでもない。実際、大学院生時代が、いろんな意味で研究する上では一番いい環境だった、という人が多いだろう。

このような状況だから、優秀な人は企業に行く、という流れになるのはある意味当然だし、そう思われても仕方がない。それでも進学したい、という人は、ハングリー精神を持って、心折れずに頑張ってほしいと思う。昔から「霞を食ってでも」と言われるが、言い得て妙だと思う。

もちろん、私も大学教員として、心折れずにがんばらないとな、と思う。既得権益を持ってしまった人を変えるのは、なかなか難しい。でも、少しずついろんな手段を使って、変えていくしかないだろう。

午前中、ゼミ。原稿に関する議論。研究の視点をどこに定めるか、が重要。あとは英語の文献読みのチェック。日本語の知識も重要。

午後、センター会議、打ち合わせ。やるべきことは多い。

短大「数的理解」。濃度算。いわゆる食塩水。理解できる人と理解しにくい人に分かれたが、個別対応で多分分かってもらえたはず?あとは自分で繰り返してやってほしいですね。最後に魔方陣の話。実際に3×3の作成に挑戦してもらった後、つくり方を教える。食いつきがいいので、気分がいい(笑)。

「情リテⅣ-2」。課題は決定したので、あとはそれぞれ適宜、簡単な指示。フローチャートの作成が重要であることを教える。

今日は同志社が休講なのでらくちん。その後、いろいろ仕事。

久々にニュースから。「「目安箱」で大学変えます 全入時代に向け広がる」(朝日新聞 '07/11/25)。学長などに対する意見を収集するシステムは、以前から結構ある。同志社なんかも以前からCyber学長室を設置していて、Webで回答を提示している。

意見を収集することは大事だけど、それに対する回答、フィードバックが適切に行なわれるか、が重要になる。すなわち、学長が目を通した後、適切に仕事をふれるようにできるか、だ。そのためには、組織で対応することも必要になるだろう。何はともあれ、適切なフィードバックがないと、いい意見も収集できなくなる。最初が肝心、かもしれない。

意見を収集したり、議論したりする場合は、”フィードバックまで込みで考える”。これが重要。

11月中旬の生活

いやー、なかなか書けないですね。生活は落ち着きつつあるのですが、やはり新しい授業が多い、ってのがしんどいんですかね。授業自体も多いけど(苦笑)。

体調もだいぶよくなりました。寒くなりますけど、今年もあと30日強、がんばりましょー。

11/24
寝だめはできないっていうけど、寝たおし。
夕方に実家に戻る。

11/23
この3連休は、これといったイベントがない。ふぅ。とはいえ、仕事はあるけどね。
家で原稿書き。〆切過ぎてるけど。。。朝と夜でなんとか完成。
買い物ついでに、少し車で北の方に。鞍馬や岩倉の辺りは、
もみじも色づき、人も多かった。この3連休は観光客も多いんだろうな。

11/22
昼休み、「言語と平和」優秀プレゼンの表彰。
教授会2つ、学科会議。

11/21
京大デー。NF前夜祭なので、出席者は全体的に少ない。っていうか休講じゃないんやね(苦笑)。どうやら、学生時代は自主休講にしていたらしい。

「情報社会と人間」。Googleについて。
今日の昼は少し時間があったので、ルネで本を物色。
「情報科学演習」。HTMLとCSSの続き。あまり解説していないが、まあ問題ないみたい。
課題に関する指示が不十分だったところがあるようで、そこは反省、、、。
様子見ながら変えてしまうから、けっこう適当になってしまうのよね。

帰りに研究室の院生たちとNF前夜祭に。教官酒場に行って、クラブの模擬店でおでんを買う。みんな若々しい。

11/20
スタジオの開所式。理事長によるテープカット。その後、簡単な式典。
「視聴覚教育」。計算、美術館の展示について。
「言語と平和Ⅱ」。グループプレゼンの準備。
「資格情報処理Ⅱ」。減価償却、派遣について。

11/19
教育工学ゼミ。英語文献読み。英語の勉強、しないとね、、、。特に書くのと、話すのと。昼食後、センター会議。「数的理解」。速度算の続き。案外みんな飲み込んだっぽい。
「情リテⅣ-1」。テーマ決め。大体決定したので、今後は作業をつめていく。

同志社「教育工学」。e-Learning

11/18
京大ソフトテニス部OB戦に参加。杉山部長とペアを組んで3試合。
1試合目は大将に瞬殺される。。。2試合目は1回生相手に完勝。
3試合目は中堅クラスに競り負け。残念。
まあ、久々に京大でテニスをして、楽しい時間だった。
いろいろ考えて、納会にも参加することに。4、5年ぶりか。
監督はじめ、60代のOBが多く参加されていた。
なんとなくだけど雰囲気も変わっていた。いまどきなのかも。
何はともあれ、現役には、ぜひ来年がんばってほしいです。


11/17
実家でいろいろ手続き。夜、京都に戻り、大学主催のGP申請懇談会。
今回は不採択だったが、またの機会があれば、がんばりましょう。
いろいろ情報交換。

11/16
公募制推薦入試2日目。無事終了。監督中にいろいろ計画を立てる。
これを1年半で実行していきたいと思う。
京都に戻り、大学を経由して、実家へ。


11/15
公募制推薦入試1日目。無事終了。
少し時間があったので、原爆ドーム、平和記念館に。思うところがいろいろあった。
市民球場を見て、路面電車に乗って、すこしだけ広島を堪能。
今度はもう少し時間をとって、いろいろ見てみたい。

11/14
地方入試監督のため、広島へ。広島はテニスの試合で来たことはあるが、
本当にテニスしかしていないので、ほとんど初めて。とはいえ、あまり出歩けないが。
ホテルにて、読書三昧。

11/13
「視聴覚教育」。記憶について。
「言語と平和Ⅱ」。グループプレゼンの準備。
「資格情報処理Ⅱ」。簿記について。

11/12
教育工学ゼミ。修論の方向について。
昼休み後、センター会議。いろいろ相談。「数的理解」。速度算。”はじき”の法則など。「情リテⅣ-1」。テーマ決め。授業が始まる9月の段階で、もう少しテーマを考えさせておいた方がよかった。。。
同志社「教育工学」。小グループに分けて、プレゼンテーション&ディスカッション。なかなかうまくいっている感じがした。

11/11
何やってたのかなぁ、、、(笑)。
多分科研〆切前で必死にやっていたに違いない。

11月上旬の生活

11月10日
ぼちぼち復活。ふぅ。

午後、大学に行って、ソフトテニス部OB会に顔を出す。知り合いは来ていなかったが、久々にコートにたってリフレッシュ。帰宅後、原稿書き。

11月9日
金曜日は30日を休講にするため、次の授業はなんと12月。この辺を踏まえて、スケジュール調整をしたのだけど、、、。「調査・統計の基礎」。質問紙作成。これは、時間を読みあやまった、、、。ぜんぜん間に合わない。とりあえずメールで対応しながら、実施をおくらせる。

昼休みは岩崎さんとランチョンミーティング。みんな忙しいね。「ICTの活用Ⅱ」。こちらはまあ大丈夫だろう。原稿打ち合わせ。

鼻声。熱っぽいし、風邪らしい。仕事はたまっているが、早めに寝る。

11月8日
午前中は、健康診断。体重はまあまあ。とりあえず悪いところはなく、レントゲンと血液検査の結果待ち。しかし、この時期にやるのはどうだろうかね、、、教員は弱ってるよ(苦笑)。午後から教授会、地方入試打ち合わせ、教養教育改革研究会。卒論のあり方、文章作成能力の育成について2時間ほど議論。

11月7日
京大デー。「情報社会と人間」。Amazonの話。その後、業者との打ち合わせを2時間ほど。遠隔だったのですが、資料の共有は難しいですね。高等教育での勉強会。研究生のテーマが発散傾向でちょっと心配。「情報処理演習」。HTMLに変更。来週休講だし、その間に作業してもらった方がいいかな、と思ったのでね。しかしCSSを教えるのはなかなか難しい、、、。

その後、研究交流会「ウェアラブルをこえて」、懇親会にだけ参加。会にも出たかったんだけどね。生で塚本先生@神戸大を初めて見る。HMDを常備している姿はやはりすごいなぁ。名刺もいただいてしまった。山肩さん@NICTとも久々にあってお話。

11月6日
午後から授業3コマ。「視聴覚教育」はデジタルミュージアム。「言語と平和Ⅱ」。グループ分けとテーマ決め。このグループ分けがなかなか難しい。学科、クラスを混ぜて面白くしたい、という思いがある。うまくいけばいいのだけど。「資格情報処理B」。取引と在庫管理。

11月5日
午前、教育工学ゼミ。修論の方向性について。M1のあいだはもがいたほうがいいのかもしれない。
午後、センター会議の後、スタジオの見学。なかなかいい感じ。「数的理解」は組み合わせ。「情リテⅣ-2」はFLASH個人課題。突如、広報関係の相談が入り、対応。情報共有が重要だということを再認識。時間がなくなり、雨も降ってきたので、タクシーで移動。同志社「教育工学」。日本語と記憶の話など。

11月4日
大学コンソーシアム京都のプラザカレッジ「絆」に出席。人づてに講師をお願いした梶井先生@北海道武蔵女子短期大学にご講演いただくからだ。「“つながり”を育む喜び―家族が共有する記憶―」というタイトルで、社会学の基礎的なお話から、先生のご研究である「離婚した親を持つ子どもの記憶」に関する研究成果までお話いただいた。

これまで社会学の講義を聞くことはほとんどなかったし、生涯教育の経験豊富な先生の講義ということで、いろんな面でとても勉強になった。また、後半の研究の話は20名以上の子どもにインタビューをしており、とてもダイナミックで興味深かった。

また、講演後にもお茶を飲みながら、いろいろお話できたのも、いい機会だった。仕事は大変だが、こういった別の分野の先生とお話できる機会があるのはとてもありがたい。

11月3日
実家に帰る。いろいろ作業。

11月2日
今日も学園祭。午後、日本語教育の院生から統計の相談を受ける。データはあるが、分析の方法が定まらないよう。恐らく、研究の目的があやふやなのだろう。質問を重ねて、目的を言語化してもらう。そうすれば、データの分析も決まる。本当はその状態でデータを取らないといけないのだけど、幸いデータは比較的きちんと取れているので、よかった。その後、別の院生と研究打ち合わせ。私の作業が進んでない、、、。あぁ。

11月1日
学園祭で授業は休講。雨模様だが、盛り上がっている。
午前中は業者と打ち合わせ。昼休みに期待している話は出来ず。午後は広報関係の相談を受ける。

夕方に京大に移り、喜多研の教育系ゼミに参加。来週ある学会発表の練習。それぞれコメントを。ついついしゃべりすぎているような気がするのだけど、大丈夫なんだろうか、、、。夕食は美濃研の院生と。

 

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