全国英語教育学会全国大会にお邪魔してみる

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第33回全国英語教育学会全国大会で大分大に。英語勉強せなあかん立場やのに、まさか、英語教育の学会に来ることになるとは思ってなかったわね(笑)。人生、何が起こるか分からんよねぇ。

午前中は個人発表を聞きまわる。

前田先生@広島大の「WBTを援用した授業で成功した学習者・成功しなかった学習者」。WBTでの英語学習を対象に、学習者を特性(学習観、動機づけ、学習方略(これらは質問紙調査によって判断))によってクラスタリングし、学習効果などとの関係を考察するというもので、精緻に分析を行われていて、とても参考になった。また、資料などを読んで勉強したい。実は、前田先生のホームページは先日なくなってしまった日記才人経由で以前から拝見していたのだけど、まさか対面でお会いできるとは思わなかった。世の中狭いし、悪いことはできないものだ(苦笑)。

あと、鈴木先生@トロント大の「Languagingを通した第二言語ライティングの正確さの向上」という発表が興味深かった。学習者が行ったライティング活動に対して、間違いの箇所だけが指摘されて返却される。ここで、学習者が何を間違っているのかということを書くことによる学習効果を調査するというもので、認知的な研究だと思う。どう授業に取り入れていくか、という問題はあるけれど、内容として面白かった。

弁当を食べ、午後は課題研究フォーラム。支部毎でテーマを決定しているようだ。畑違いなので、どれに行ったらいいのか迷ったあげく、ライティングの部会に。中学、高校、高専での授業実践を発表され、その後議論。どの校種、授業でも、ものすごく工夫されていて、本当に感服。

夜は近くの居酒屋で。さばが食べられないのが残念、、、。それでも、関あじ、ひらめなど魚を堪能し、日本酒もトークも堪能して満足。

コメント(2)

せっかくの初対面というのに初日の初っ端からあんな中途半端なもので失礼しました。まさかバスで隣の隣だったとは(笑。今後ともよろしくお願いします。

>前田さん

コメントありがとうございました。
とても精緻な分析なので、参考になりましたです。
また機会があれば、教育工学会あたりでも発表してください。
今後ともぜひよろしくお願い致します。

#実は、8、9日とLETも見に行くので、顔をお見かけするかも
#しれないですね。

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このページは、村上正行が2007年8月 4日 23:55に書いたブログ記事です。

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