TREEシンポジウム

東大駒場キャンパスへ。昼から参加だったので、生協でご飯を食べようと思ったのだけど、めちゃめちゃきれいになっているではないか。おそるべし。

さて、TREEシンポジウム。あまりに盛りだくさんで、消化しきれたかどうかわからないが、とても面白かった。

清水先生@NIMEの基調講演。大学での知識の半減期が劇的に短くなっているので、大変だがその辺は考慮すべきだろうという話が印象的だった。あと、プレゼンテーション能力の定式化(P=C(伝えたい内容)×T(伝える技術)×M(受け手の意欲))は結構使える、と思った。

三浦先生@デジハリはSecondLifeについてのお話。教育への活用という話はあまりなかったのが、少し残念だったが、SecondLifeの概要を実際に画面で紹介しながら、大学(特にアメリカ)の参入が増えてきていて、文化的な教育(コンテンツかな?)が多い、ということをお話された。日本でSecondLifeがどこまで普及するか、という問題はあるけれど、いろんな可能性があるので、実現に向けてまた考えてみたい。実際はいろいろやってみたいことはあるんだよねぇ。。。

続いて坂本さん@AppleのiTuneUのお話。さすがAppleの人、KeyNoteを使いながら主たる数字を見せながら解説されていった。WebやiTune、Podcastingなどを組み合わせれば、iTuneUを使わなくても同じことはできるのだけど、iTune Uはブランディングとして効果がある、ということだ。確かに。こういう実践を行う上で、大学の戦略や運用ポリシーが重要だ、ということを指摘されていた。その通り。

木村先生@東大は、SNSなどのお話。イメージと違ってとても楽しげな雰囲気の方だった。情報ハンドリングの話や、さまざまな調査の報告をされ、私も大学のSNSを運用し始めているので、いろいろ参考になった。学生にとってはケータイは電話せずにメールするもの、という実態があるわけだが、ケータイメールくらいの距離感が障子文化的でちょうどいいのではないか、という話が印象的でした。

その後、松本先生@東大の知の再構成センターについて、藤原先生@東大のTREEプロジェクトについて、それぞれ紹介。東大もほんとにいろいろやってるよなぁ。。。

懇親会。田口さん、森田さん@早稲田大と会って近況報告。また、このシンポジウムを運営されていた中原君、西森さん、望月君、重田君らとも少しお話。みんな少し休憩してくださいね。懇親会も込みで、ほんとに密度の濃いシンポジウムだった。私も負けないようにがんばらねば。

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このページは、村上正行が2007年7月27日 23:55に書いたブログ記事です。

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