午前、高等教育院ゼミ。松下先生がフィンランド訪問について報告された。フィンランドの大学の状況やFDなど、あまり知らなかった情報を得ることができて面白かった。近年、フィンランドは注目されているが、特段すごいことをしている、というわけではないと思うので、神格化してはいけないと思う。ただ、話を聞いていると、これだけいい効果が出ているのは、共助の心があることに依拠しているのかな、とは思う。日本もうまくいくはずなんだけどな。
昼食会、打ち合わせ、楽友にもどってe-Learning勉強会。研究生2人が本を紹介。1冊は上野直樹・土橋臣吾「科学技術実践のフィールドワーク―ハイブリッドのデザイン」で、個人的にアクターネットワークにひっかかる。分かりそうで、分からない。勉強しないと。もう1冊は清水康敬 編訳「高等教育におけるeラーニング―国際事例の評価と戦略」。海外の動向を押さえるのには有効。