玄田有史先生の講義を聞く

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京大へ。午前は高等教育の院ゼミ。議論に加わってみる。何とかくらいつけただろうか。

昼にいったん家に戻って、外大へ。東京大学の玄田有史先生が講義されるということで、「言語と平和Ⅰ」に初参加。さすが、話が面白い。コミュニケーションをテーマにされたのだが、フリーターやニートの学生との会話を示しながら、自分の言葉で話す意義、”分からないことに対するタフさ”の重要性、コミュニケーションにおいて重要なのは「聞くこと」、といったことをお話された。「聞くこと」の重要性、心から共感。

意味を問うだけでは、答えは出ないので、ともかくやってみることが大事だなということも再確認。まあ、私の場合は、意味を問うことも大事なのだけど(苦笑)。

学生にとって「言語と平和Ⅰ」は本物に触れるいい機会だ。まだ意味は分からないかもしれない(笑)が
、ぜひ頑張って聞いてほしい。

コメント(2)

いつも村上先生の日記、拝見させてもらっています。

意味分かっていますよ。

コミュニケーション能力とは“聞く力”、難しいけど“気になる”が重要とか分かり合えないのがあたりまえ、だから分かり合えないことを分かることが大切など。すごく為になるお話ばかりでした。なにより、はじめに玄田先生がステージへ手を使わずにジャンプして登り「セ~フ!」と言われたときには爆笑してしまいもう私の心は玄田先生にがっちり掴まれてしまった感じ(笑)もう少しお話聞きたかったです… でも会場で村上先生を発見したときは、すいません… 一人ほくそ笑んでしまいました(笑) 

>短大生:)

そうですか、先生と学生とを半々くらいで見ていたので、挙動不審だったでしょう(苦笑)。学生がどういう体勢で聞いているのか、というのを見ていると、面白いと思っているかどうかの尺度になるので、観察してました。

あの「セーフ」も、あのタイミングで学生の席に降りたのがよかったよな、と思いました。さすがですね。

「言語と平和Ⅰ」では、幅広いテーマで、一流の方が講演されますから、もともとあまり興味がなかったり、とても難解なこともあると思うのですよね(玄田先生は、学生向けに話していたので分かりやすかったですが)。それでも、頑張って聞いてほしいというのが、教員側の思いです。いつか役に立ちますからね。

このリレー講義は、教員の私にとっても勉強になります。それを1回生で聞けるということはとてもすばらしいことなのです。こう書くと、だいぶ押し付けがましいですが(苦笑)。

「分かってますよ」ということを聞いたら、コーディネータのK先生はきっと喜ぶでしょうねぇ。

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このページは、村上正行が2007年5月30日 23:55に書いたブログ記事です。

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