午前中、放置していた京都研究プロジェクト、「言語と平和」関係の仕事を少し。
午後、「情報数学」。一筆書きの説明をした後、命題論理のさわりまで。「正直村とうそつき村」の問題を出す。
あなたは、正直村かうそつき村のどちらかにいます。
・正直村に住む人は本当のことしか言わない
・うそつき村に住む人はうそしか言わない
・1つだけ村人に質問することができます。
どんな質問をすれば、ここがどちらの村か分かるでしょうか?
みんな一生懸命考えて、いくつか解答が出てくる。こういうのも数学なんですよ、という話。
めずらしく会議がなく、1時間ほど書類の整理をする。めざせファイリング達人。
夜、大学コンソーシアム京都の21世紀学研究会。2008年度のテーマについて議論など。メンバーが増えて教員10名+職員6名。倍以上だ(笑)。新しい分野の先生が増えて、とても勉強になる。
真理子先生@滋賀大、永田さん@兵庫教育大の「明日の教師を育てる」を読了。真理子先生、永田さんのインターネットを活用した教科教育法の実践をまとめたもの。まさにティーチングポートフォリオだなぁ、と思って読んでいると「おわりに」にそう書いてあった。そりゃそうだよね(笑)。
クラスメイト、先輩、現職大学院生、分野の専門家、とさまざまな人とのコミュニケーションにより、指導案を改善していくという試み。現職院生や専門家とのコミュニケーションは有用である反面、学生にとって厳しいものになってしまう危険性もある。その時の授業者の役割というのが重要であるよなぁ、ということを再確認した。また、掲示板の分析による知識構築の変容などはとても興味深かった。
研究者として、教職科目担当者として、参考になる1冊です。
「あなたはうそをつきますか?」
??
答えが気になる。
それと、教育基本法も気になる。
なーんか、しっくりこないと言うか
(ニュースで見聞きする範囲しか知らないけど)、
先生って、やっぱり特別な仕事だと思う。
いい先生の基準って、
結構難しい気もする。
最低ラインは引けるのかな?
って、ちょっと違う?
「あなたは人間ですか」
正直村→「はい」
うそつき村→「いいえ」
とかでもいいんでしょうか。。。
>しんのすけさん
そうですね、そんなのもありですね。問題としては、分かれ道タイプのものの方が、いいかもしれません。
ただ、まあ、こちらの問題の方が、自由度はありますよね。
同タイプとしては、学生の答えの中に「(右手を指差して)これは右手ですか?」というものがありました。
正解例は「あなたは、この村に住んでいますか?」です。
>リトルミイさん
「あなたはうそをつきますか?」だと、
正直村「(正直に)いいえ、つきません」
うそつき村「(うそついて)いいえ、つきません」
となるので、だめなのですねぇ。
同タイプの例では「ここは正直村(うそつき村)ですか?」
があります。
基本法については、ここでコメントしにくいですが、
もちろん、いい先生の基準は難しいです。
即時性だけを求めてもいけないですしね。
最低ラインは感覚的にはあると思いますが、
明文化するのは、これまた難しいですよね。
ただ、個人的には教育再生会議の内容の一部だけを
さも決まるかのように、マスコミが大きくとりあげるのは、
ちょっとなぁ、と思います。意見出してる段階ですからね。
(「的外れやで」と思うことも多々あるし、、、)