先生って大変?

「情報社会論」。Googleの話。「NHKスペシャル」を少し間にはさみつつ、ビジネスモデルの転換の話を。ちょっと準備不足だったが、理解はしてもらえたようだ。

昼休みは広報に関する打ち合わせ。

「ICTの活用Ⅰ」。今年はスタイルシートを最初から混ぜて教えているが、これがどうも混乱を招いている。。。私も教え方が確定していないので、どうも苦しい。次回はもう少し資料を練った方がよさそうだ。

関大「メディア教育論」。メディアリテラシー、日本語、NHK放送教育。少し時間が足りなかったので、NHKの話は今度もう少ししようかと思う。来週はレポートベースのディスカッション。うまくいくかなぁ。

毎回出席カードにコメントを書いてもらっていて、帰りの電車で目を通している。これは外大の授業でもだいたいそうです。授業の理解度をチェックしたり、改善点を探したりするのは、ここからしかできないと思ってますし、実際読むのは楽しいです。

それで、今日のコメントに、私が電車でコメントをチェックしているのを見て感心しつつも、”授業以外で先生が努力していても生徒には伝わりにくいので、先生の側に立つのは難しいことだと思った”というものがあった。非常にありがたいコメントです(汗)。感想としては、難しいと思っただけで十分かな、と思います。もちろん、努力する必要はあるけれど、そのことを生徒に伝えようとする必要はないでしょう。教師はすぐに分かってもらえるとは限らない職業だと思います。5年後、10年後にでも気づいてもらえれば御の字だし、たとえ気づいてもらえなくても生徒が成長すればいいわけで。でも、これを授業で伝えるのも難しいな(苦笑)。

実際、小中高の先生はものすごく努力しておられます。教育実習に行った時に、そのことを感じてほしいですね。コメントを読むくらいはとてもささやかな努力です。

今日はそのまま実家へ。

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このページは、村上正行が2007年5月11日 23:55に書いたブログ記事です。

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