改めて初年次教育について考える

第13回大学教育研究フォーラム2日目。自由発表では、初年次教育にBlogを活用した鈴木先生@青学や、授業の談話分析を行った佐野先生@筑波大の発表を興味深く聞いた。小講演は迷って、田地野先生@京大人環の大学英語教育に関する報告を聞いた。一応、外大だし、語学教育勉強せなあきませんからね。京大でもいろいろ取り組んでいて、特にEGAP(English for General Academic Purpose)に力を入れているそうだ。学生時代にこんな授業があったら、もう少し英語力はあがってたかも(苦笑)。まあ、努力しだいだけどね。

みんなでしゃべりつつ弁当を食べた後、ラウンドテーブル「グループ活動を含む初年次教育の実践」に参加。心理学者、大学教育への挑戦シリーズだ。おとなりの京都光華女子大学の伊藤先生が「大学基礎講座」の実践についてお話された。グループ発表、相互評価、共通授業プログラムによる運営、など共通する部分も多く、参考になった。その後、井下先生@桜美林大が文章作成の観点から、西口先生@中部大からは授業過程に注目した教員の留意点について、安永先生@久留米大は「グループ活動で何をどのように学ばせるのか?」という点に注目し、グループ活動入れたからといって学生参加じゃないよ、と指摘しつつ、協同学習を行う上でのポイントを紹介された。何もかもが参考になりそうなので、うまく整理して、学内に持ち帰りたい。

いろいろ聞くと、京都外大の「言語と平和」の学内、学外での位置づけも考える必要がありそうだ。

片付けを見ながらも、1時間ほど話して終了。久々に仲間に会い、さまざまな実践の話を聞き、と濃い2日間となった。

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このページは、村上正行が2007年3月28日 23:55に書いたブログ記事です。

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