実家で少し用事をして、大阪府大羽曳野キャンパスへ。第1回看護・医療系大学e-ラーニング交流会に参加。真嶋先生@大阪府大に交流会のコーディネータを依頼されたからなのだが、3月の土曜日はこの日だけあいていた。これも運命(笑)。
冬木先生@関大が基調講演でCEASのお話をされた後、看護系でe-Learningの現代GPに採択されている九州大、大阪府大、島根大、札幌医科大に徳島大学を加えた5大学がそれぞれの実践を報告。どこの実践もすばらしかった。スクリプトなどを作成した上で、映像を撮影、編集をしたり、携帯端末で配信を試みたり。本当に驚いた。
看護系でこれだけe-Learningが注目、実践されているのは、映像の効果が大きいこと、膨大な知識の獲得が必要なこと、その上で、さまざまな状況に対する処置能力の修得が必要になる、といった点が大きいのだろう。その上で、看護実習やへき地支援などに対する携帯端末の活用も視野に入れて実践されている。ただ、この携帯端末の利用に関しては、まだ工夫が必要かも、という感じはあった。
その後、グループに分かれて交流会。私のグループでは6名、コーディネータとして呼ばれたのだけど、私が何もしなくてもどんどん意見が出てきた。教材作成する上での問題点、教材の共有、評価の問題などなど。もちろん、答えはないけれど、こうやって議論して情報を共有することはとても有用なことだと思う。
天王寺にて懇親会。実家が近いので、地元トークを繰り広げ、大阪府大を中心にして皆さんに地元のよさをアピール。いいとこですよ、ほんとに。
来年度は島根大学で開催されるそうだ。看護のパワーを思い知る1日だった。生命に関わる仕事だけに本当に大変だと思う。すごく簡単で陳腐な言葉になってしまうが、心から尊敬する。