キャンパスプラザにて京都外大現代GPフォーラム「京都情報の発信~京都観光振興へ向けての提言~」。
京都観光情報という内容で、講演者も著名な方が多かったこともあってか、
参加者は年齢層の高い一般の方も多かった。
井上先生@日文研の基調講演。
非常にはんなりとお話される京都人で、話も本当に面白かった。
いろいろあったのだが、京都の耳塚(韓国人の方がたくさん訪れるそうです)や
ドイツのバイエルンなどの事例を出しながら、
「観光というのは負の歴史をお金に変える行為」と指摘されていた。
なるほどなぁ。確かにそうだ。
その後、佐々木先生がプロジェクト全体について概説された後、
京都研究プロジェクトについて15分で報告。時間通りに話せたが、
学会発表ベースの資料だったこと、システム系の内容も含んでいたこと、
早口なこともあって、分かりにくかったかもしれない。
今後一般の方向けに話すことも増えてきそうだし、
話法も数種類か身につけないといけないな、と反省。
ただ、休憩中に他大学の先生からいろいろ質問を頂けて、その点は参考になった。
その後、シンポジウム。平山先生司会で、井上先生に加え、
西村さん@京都市観光局、畑さん@松榮堂がパネリスト。
外国人がどのように京都を見ているのかを把握する必要性、
英語の重要性などなどさまざまなテーマについて
産官学のメンバーによる議論が行われた。
今回のテーマは、官学連携のプロジェクトではあったが、
多くの一般の方に来ていただいたことからも、
社会にもっと広く公開することが重要だな、ということを再認識した。