大学全入時代の高校選び

久々に外大へ。土曜日の朝以来なので、郵便物もたくさん。原稿書くつもりが、ついつい研究室の掃除。事務手続き。その後、学生指導。外の大学院を受験することになったので、院試対策。あとは必要な本を貸し出す。降ってきた事務仕事をこなす。

「大学全入時代反映し人気二極化 京都の私立高入試、9日スタート」(京都新聞 '07/2/7)とのこと。院生時代に小中対象の塾で5年働いたが、大学勤めも5年となり、状況も変わっているだろう。この記事を見る限りは、中学受験は人気がある、ということ。あいかわらず、というよりも、年々増えていくのだろう。京都はもともと私立人気だし、近年の「プレジデントファミリー」などの教育系雑誌の増加を見ても想像ができる。上位?大学付属中学は、付属校進学も他大学への進学も選択肢にいれられるのが魅力だろう。

対して、高校受験は進学クラスのあるところが人気になり、付属大学への進学を見越しての受験というのは一部を除いて減ってきそうだ。無理に高校で入らなくても、大学受験すればいい、という戦略が立てられるから。大学もたくさん入試するからね。これは昔(特に私たちの世代)では、考えにくかったことだろう。

大学全入時代は、当たり前だが、中高受験の戦略から変化しているということだ。我々大学人はどう対応すべきなのか、というのも複雑になっているのかもしれない。。。

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このページは、村上正行が2007年2月 8日 23:55に書いたブログ記事です。

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