科研合宿

京大高等教育センターの科研「大學授業実践の質的研究に基づく電子メディア化とFDネットワークの構築」の合宿で、長浜へ。高等教育センターの科研合宿に参加するのは5年ぶり。その時は白浜でした。まだ院生だったのだよなぁ。

参加者は13名。今日は、全体の話とKNV(京大と鳴門教育大の遠隔ゼミ)のセッション。KNVセッションでは、私のほかに酒井さん@京大、山田君@島根大、神藤さん@徳島大、杉原さん@山形大の5名が発表。私は、昨年の大学教育研究フォーラムのラウンドテーブルの内容を中心に、情報量が限定されるメディアを介してのコミュニケーションによる学習者への影響について話した。杉原さんの発表も興味深かったし、山田君の研究の捉え方がとても勉強になった。

結局のところ、学びという点については、オンラインのみではなく、オフラインでのさまざまな活動が重要である、ということが分かるわけだが、だからブレンディッドがいいのです、という単純な話ではなく、授業目標に応じて包括的なデザインをどうするのか、という問題であり、どう対処していくかということが重要なのだと思う。オンラインだけでも、目標によっては十分なことが出来るだろう。その辺のことはこれからも考えていきたいと思う。

レストランで食事をし、若手で集結。四方山話に花を咲かせる。ほんの2、3年前までみんな京都だったのに、一気に散らばってしまったので、こういうときに一堂に会することはとても貴重な時間だ。

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このページは、村上正行が2007年1月29日 23:55に書いたブログ記事です。

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