「教員-学生」の立場の転換

情報系勉強会。今日から本格的にスタート。輪読はB4の「Web進化論」の序章。初発表ということだったが、予想よりしっかりできていた。質疑もなかなか。この調子でよさそうだ。研究発表はM2の「eラーニングとインストラクショナル・デザイン」について。よく勉強していると思う。ただ、研究を進めていく上での焦点はまだぼやけているので、その辺を絞っていく作業を今月中にできればいいかと思う。

「情リテⅢ-1」。画像貼り付け、複数ページ作成。なんか授業が重い感じがする。やり方を考えないといけないかもしれない。

関大「メディア教育論」。前回、”私語が気になる”というコメントがいくつかあったので、最初に授業のポリシーを再度説明し、私語の話題をした上で、前倒しで、携帯電話、メール私語について話した。学生が授業をする立場になった時に、どうやって指導していくか、ということを考えてもらうことを中心にした。ほとんどの受講生が教職志望(一部は学芸員)なのだが、まだ立場の転換を考えている学生は少ないようだ。教員の立場だったらどうするか?ということも考えつつ、授業を受けてもらうと、面白いことがあるのではないだろうか。いきなり教育実習いっても大変ですもんね。

このようなことは教員にも言えることで、たまに講演会などに参加すると90分じっと聞いていることの大変さを思い知る。もちろん講師の話が面白ければいいわけだけど、そうでなければなかなか大変だ。そういうときに、「学生はいつもこうやって聞いているのだから、少しでも興味を持って聞いてもらうようにしなければ」と思う。

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このページは、村上正行が2006年5月12日 23:55に書いたブログ記事です。

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