韓国の小学校見学/なんとか発表

朝はAPECのイベントで韓国の小学校を訪問。ICT Model School(日本でいう研究指定校のような学校)であり、非常にコンピュータを有効に活用した教育を行っているように感じられた。韓国では英語の授業が小学校3年生から始まり、3年生では週1時間、4年生以上では週2時間行われているそうである。観察した授業は5年生で、自分で1枚持ってきた写真を元に、夏休みの思い出を英語で話す、といったものであり、しっかりとしゃべっていた印象を受けた。基本的に、グループで活動しており、みんなで相談して英作文を完成させる、という指導方法も見ることができた。他には伝統文化を教える授業(民族衣装の着方)、コンピュータを使って発表する授業などを見せていただいた。普段は高等教育を対象にしているので、小学校を観察することはなかったのだが、非常に参考になった。日本との大きな違いは、教員のコンピュータスキルであるという印象を受けた。

11時から日韓教育メディア国際会議スタート。午前中は辻さん@NIME、稲垣君@東北学院大学の発表を聞き、午後、ラウンドテーブルにて連名になっている関大の小山君の発表を聞きに行った。「情リテⅣ-2」で利用している教材に関する発表で、3回生と思えないほどしっかりと発表していたと思う。また、Yonsei UniversityのPyeonさんが、小学校高学年向けのLMS(Edunet)の活用における要因分析について発表された。韓国では、小学校でもLMSが用いられているようだ。
 
その後、セッションを聞いた後、自分の発表。今回は、京都研究プロジェクトに関する報告。思っていた以上に英語はたどたどしく、かなりあせったが、内容は何とか伝わったようで、いくつかの質問をいただいた。プロジェクト全体を話すことを考えると、もう少し、語学教育の側面を伝えるようにした方がいいかもしれない。まあ、とにかく一段落。

その後、懇親会、関大の学生との焼肉、Konkuk Universityのみなさんとの刺身などなど、夜はふけていったのである。お酒弱いと大変、、、。

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このページは、村上正行が2005年9月10日 23:55に書いたブログ記事です。

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