2005年6月アーカイブ

PENCKに機種変更

「情リテⅣ-2」。一通り見て回る。全体的に遅れ気味だが、なんとなくいけるのかな?という感じ。その後、京都研究プロジェクトの作業。

昼休みに京都ファミリーで携帯の機種変更を。キャンペーンのDMが来ていて、期限が今日までだったのをすっかり忘れていた。安くなるのは4つの機種だったのだけど、結局一番新しい(割引の高い?)PENCKにした。メッキの技術がすごいということだけ知ってたが、実際目にしたのは初めて。こういうのがおしゃれなのかな。メタルにしようと思ってたのだが、実物を見て「光りすぎ」と思ったので、ミルク色に決定。なんかいろいろ機能がついているみたいだが、きっと使いこなせないまま終わるだろう(笑)。もろもろ割引いて、結局代金は273円(+変更料2100円は後に引き落とし)。これならOKですな。

うどんを食べ、京都研究プロジェクトの作業の続き。なんか体がだるい。暑さのせいかなぁ、、、。気がつけば6月も終わり。2005年も半分か、、、早すぎ。

研究者

午前中、美濃研へ。昨日、必要になってインタビューを聞きなおしたのだが、それに付随してアンケートも見直す。ほしい結果は残念ながらなかった。仕方ない。

午後、ルネで本を物色して、田中先生に指導を受ける。早く修正しないと。その後、楽友会館で「遠隔教育演習」。今日はネットミーティング最後の日。さっくりつながり、各班とも順調に議論を進めていったようだ。来週の全体会議ではどのような成果物が出てくるのか楽しみ。

終わってから、田中先生がビールを飲もうと言われ、大西先生@佛教大、酒井さん、杉原さん、山田君と部屋でビールとつまみでお話しする。大西先生は内地留学で来られており、ゆっくりお話を聞くのは初めてだったが、田中先生とのお話はとても面白かった。お二人の若い時の話を聞いて、昔ながらの研究者というものを垣間見た気がした。やはり大学院生から大学教員になるにつれて、研究に対する強い気持ちがないといけないな、ということを感じた。勉強するだけではだめ。身の引き締まる思いであった。

離婚弁護士

朝、早めに行って授業準備。その後、京都市観光局の方と京都研究プロジェクトに関する打ち合わせ。私は初めて入りましたが、とても好意的にプロジェクトを受け止めていただいているようで、とてもありがたいことです。ちなみに、いただいた名刺には義経の絵柄が入っていました。

昼休みに小テスト作成。その後、「視聴覚教育」。レポートの書き方と認知科学の話をいくつか紹介。クイズ的に紹介すると好評なようだ。

その後、FLASHの教材評価ということで、岩崎さん、永井君、小山君の関大メンバーがうちの学生にインタビューしていた。9月には発表もするそうで、頑張ってほしい。うちの大学でも学部生から学会とかにつれていきたいもんですね。

「資格情報処理A」。1週間のびた小テスト。表計算を中心にしたため、かなり難しかったようで、配ってしばらくしてからどんよりした空気が漂う。結局、平均点は50%程度あったので、それほどでもなかったのかもしれないが、みんな感想には「難しい」というコメントが多かった。まあ、3回の小テストで判断するので、そんなに心配しなくてもいいわけです。

帰宅して「離婚弁護士Ⅱ」最終回を見る。最近テレビ見てないのだけど、これは結構見たなぁ。痛快で面白かったし、キャラクターが個性的でよかった。しかし、たもっちゃんは何者だったんだろう??しかし、インサイダー取引は分かるんじゃないの?とは思ったけど。まあ、勧善懲悪の雰囲気を楽しむドラマだからいいのかな。

レポートのチェック、印刷など授業準備にてまどる。京都研究プロジェクトのお仕事。昼食をさくっととって、センター会議。先週の教授会の報告。ひきつづき京都研究プロジェクトの打ち合わせ。

「情リテⅢ-1」。FTPは割と問題なく理解できたもよう。今年は例年よりも質問が少ない気がする。配布資料を多くしたせいか、もはや簡単になってきたからか。なにはともあれ、来年は内容を変更する必要あり。

「情リテⅣ-2」。出席率が悪い。うーむ。グループ作業なんだけどなぁ。個人作業の授業ではそれほど少なくならないのだけど、グループの方が減りやすいのだ?個人作業の方は、自分の問題なので出来さえすれば出席しようがしまいがどっちでもいいけど、グループ作業の方はこないとあかんやろ。

終わってからこまごまと残っている作業をこなす。

「「楽勝科目」をなくせ、大学側授業向上目指す」(朝日新聞 '05 6/27)とある。近年は学生も真面目に出席し、楽勝科目をそれほど選ばなくなった傾向にはあるようだ。同志社での非常勤の採点には、かなり気を使ったのは事実。別に大きく点が変化したわけではないんですけどね。

同志社ナビの話題は、非常勤の会議でも話題になったし、京大でも試験対策Webがいくつか存在している(かなりなくなったようだけど)。私も1回生の頃はシケタイだったっけ。実家にはいまだに様々なノートのコピーがあったりするけど(笑)。大学を越えたものとしてはみんなのキャンパスというのがある。私もいくつか載ってます(苦笑)。ちなみに、うちの大学の掲示板もあるけれど、それほど試験対策の情報はないようだ。

朝日新聞の記事の最後には以下のようにある。

  03年度、学生による授業評価を実施している国公私立大は約9割に及ぶ。しかし、結果を「教員・学生ともに非公開」とすることや、即時性、回収率などに課題も残す。授業改善のため模索は続いている。

たしかに公開されている情報は少ない。外部評価をにらんでまず授業評価ありき、という大学も少なくないだろう。をうちの大学は回収率はかなりすごいが、公開性という意味ではまだまだではある。この辺の問題は、学生も巻き込んで取り組んでいく必要がありそうだ。

扇風機

| コメント(2)

暑い。京都市といえども、かなり北の方に住んでるし、風も結構通るので、だいぶましではあるのだけど、それでもやはり暑い。

というわけで、引越の際に扇風機を処分したので、近くの電器屋に新しいのを買いに行くことに。さすがに急に暑くなったからか、かなりの人が扇風機コーナーにいました。いやー、いろんなのがありますね。まあ、風がくればいいので、2700円のものを購入。これで十分。どうやら、マイナスイオンが出るらしい。なんか癒されるのかしら(笑)。

エアコンは洋室に1つついているのだけど、リビングにはない。買おうかなぁ、いらんかなぁ。どんくらい暑くなるのだろう。

休みに頭痛

| コメント(2)

休み、と思ったら頭痛、、、。このパターン多いなぁ。今週は疲れたというのもあるかもしれないけど。今日のはかなりきつく、昼間はずっと寝ていた。暑いからかなぁ。34℃とかやもんね。

しかし、鳥谷はとうとう目覚めたのでしょうか。ホームランも打てるようになり、打点も稼げるようになった。この調子でどんどんよくなってほしいものだ。

授業でどたばた。

「情リテⅢ-1」。今年まで授業用に自前でWebサーバをたてているのだけど、昼休みにはLANケーブルがはずれているし、その上設定でミスってしまい、どたばたしてしまった。研究室と教室を2往復して準備し、なんとかなる。ふぅ。

午前と授業終了後、京都研究プロジェクトの作業。公開までもう少し。

かえって、久しぶりに野球をゆっくり見る。サヨナラの場面が見れなくて残念。

長~い

「情リテⅣ-2」。月曜と同じく、レイヤーの話をして、グループ作業。少し話しただけでは、なかなか理解しにくいが、いろいろ調べながら頑張ってほしい。

昼食を買いに行こうと思ったら、立岩先生と会って、うどんを食べに行きましょうということに。讃岐うどんの食べ方を教授させていただく、なんてそんな大げさなことではないですが(笑)。

その後、学生の卒論の質問に応じる。情報を集めて比較する、ということが目的のようなので、どういう観点に注目するのかということを明確にしておくことと、ターゲットを絞ってデータを集めることだけ指導した。こういう話ができるのは楽しいこと。

その後、教授会。2時間に及ぶ長時間の会議となった。大きな議題が2つあり、あまり書けないが、前者は今の時代、もっと情報公開していくことが必要だろう。回答が逃げの一手というのが残念。後者は教員全員が情報共有できるための方策を考えることが必要かなと思った。まあ、こちらの議題については他の面でクリアできるような気がするが。その後、間をすこし開けて専任教員連絡会議。合計3時間半となった。長~い。さすがに疲れた。。。

遅れながら、教養教育の研究会に。スウェーデン、フィンランドの初等、中等教育について視察した話を聞く。北欧の教育は議論やクロスカリキュラムなど、参考になる話が聞けた。途中からだったので、また改めて資料などを読み直してみようと思う。

授業の変異点

昨日、行けなかったので、外大に。京都研究プロジェクトの作業を少し。深見君と昼食。授業の話を聞いたり、近況の話をしたり。あまり無理しないでね。

その後も京都研究プロジェクトの打ち合わせ。いろいろトラブルがでてきたが、なんとか修正しておきたいところ。TAの森君とも話がいろいろできてよかった。

その後、京大へ。「遠隔教育演習」。ネットミーティングはあと2回なのだが、今日は大きな変化のあった回であった。こんなことが起こるのか、と改めて驚いた。授業の変異点と言えるのかな。遠隔で行う集団ディスカッションの効果が出たといえ、この要因はいくつもあると思われるが、また改めてよく考えてみたい。

休講

諸事情で、休講にしてしまいました。特に「資格情報処理A」は、小テストの予定でしたが、来週実施することにします。すいませんが、ご了承ください。

授業評価スタート

出張報告書を書いて、授業準備。午後からセンター会議。打ち合わせ。

「情報リテラシーⅢ-1」。今日は学内サーバにFTPする方法を教える。比較的順調にできたが、やはり毎年のようにファイル構造を変えてFTPしたり、大文字、小文字の違いなどで画像が出なかったりする学生が続出。走り回る。「情報リテラシーⅣ-2」。レイヤーの説明だけしておく。あとはグループ作業。うまくいってるかどうかがちょっと心配。

さて、今週は授業評価アンケート週間。自由記述がないので、それはまた後日行う予定であるが、一つの指標として、結果を受け止めて授業改善に活かしていきたい。また、授業評価委員として、どう解析していくかも考えていかないと。

教育工学会シンポジウムのため、東京工業大へ。午前中は「企業内教育におけるe-Learningの展開」というタイトルで企業や総研、大学教員と異なる立場のパネリストによるシンポジウム。最後はちょっと違う方向に行ったような気もしたが、自分としては、e-Learningについて以前から考えていた問題点を整理するのにとても参考になった。知識を学ぶのと、学びを学ぶ(learning about learning)のがごっちゃになると話がややこしくなるし、企業と大学でのe-Learningにおける共通点と相違点をよく考えておかないといけないな、と思う。

寺嶋君と尾澤君と昼食。両者とも今の大学で3ヶ月弱の勤務。3大学を比較しても、いろいろ違う。国立と私立、大規模と小規模、単科と総合など、大学といってもいろんな要因があるものだ。とにもかくにも、授業に、研究にしっかりと取り組んでいかないといけないのはどこでも同じ、ということは間違いなさそう。

午後は「ワークショップの意義と課題」ということで、博物館、企業、教員研修のワークショップを行っているパネリストによるシンポジウム。上田先生@同志社女子は、初めてお話を聞かせてもらったが、とてもアーティスティックでインパクトがあった。身体をとても大事にしておられる印象を受けた。学芸員課程の授業をもっている身としては、学生にはあのような先生の授業を受けさせてあげたいなぁ、と思った(自分が出来ればいいんだろうけど、あれは立ち位置が違いすぎます(笑))。

パネリストの方々の実践に近づくのは難しいとしても、こういったお話を参考にしながら、授業やFDでもこういったワークショップの手法をとりいれていくと面白いなぁ、と思った。しかし、そのためには、十分な授業設計をしておく必要があることも感じた。まずは少しずつかな。

東京で打ち合わせ

通勤途中に神谷さん@京都シネマとばったり会ってお話。映画や韓流ブームのお話を聞く。なるほどー。朝からちょっと得した感じ。

「情リテⅢ-1」。スタイルシートを簡単に解説して、個人作業。特段問題ない。来週が混乱なく進めばいいのだけれど。

そのまま京都駅から新幹線で東京へ。寺嶋君と論文の打ち合わせ。Skypeとかメールでも十分できるけれど、会うとやりやすい点が多い。その後、近くの飲み屋で夕食。キスのから揚げがおいしかった。会うのは3ヶ月ぶりでしたが、元気そう。久々の話に盛り上がりました。しかし、お互いの大学に行くよりも、何かの機会にあわせて東京で打ち合わせることとか増えるのかもしれないなぁ。やっぱり東京は便利だもんね。

若手集結

| コメント(1)

「情リテⅣ-2」。私もちょっと遅れてしまったが、それよりも学生の出足が悪い。ちょっとこれは指導しておかないと。アニメーションの説明など。作業は順調みたい。明日の出張準備、事務作業など。

夕方から教員の会合である昭和会のため、四条へ。今年は5名の新しい教員が来られた。他の学科の教員とはほんとうに話す機会があまりないので、こういうときにたくさん話しておきたい。

終わってから、若手を中心に10名ばかり集まって2次会へ。大学の仕組みとか苦労話とかお互いに情報交換。ある意味、新任FDかも(苦笑)。こういう集まりは大事にしたいよねぇ。

英語がしゃべれん

午前中、京大でLinさんと研究のお話。修論について解説してもらう。WebベースのPBLに注目して実践を評価している。おもしろい実践だけど、客観的な側面がうすいので、その辺りは今後対策を考える必要があると思った。10月からの遠隔講義をフィールドにした場合、どういった点に注目して評価していけばいいのか、について考えることに。

しかし、英語しゃべれんなぁ、、、。最初は日本語で話していたけど、細かいことを聞くとなると英語になる。聞く分には分かるのだけれど、話すとなるとうまく言葉が出てこない。話す練習をしなければ。

京都研究プロジェクトの仕事をして、楽友へ。週末の大学教育学会のため、みんな休みなしで大変そう。「遠隔教育演習」。今日は田中先生もおられたし、ネットミーティングもさっくりつながり、一安心。あと2回でグループディスカッションも終了。どういう風に収束していくのかな。

終わってから酒井さん、山田君と四方山話。これが楽しみでもあったりする。

授業2コマ

午前中は授業準備。岩崎さんと昼食。授業の話など。

午後「視聴覚教育」。文化庁の日本語に関する調査等を紹介しながら、言語によって伝えられる情報の話など。あと、「脳を鍛える大人のドリル 携帯版」の問題も紹介。

「資格情報処理A」。ネットワークについて。自分があまり得意ではないので、話をふくらませそこなった感じもあった。来週は小テスト。

そうそう、水曜日のルネや昨日の学会で、吉田文・田口真奈編著「模索するeラーニング ―事例と調査データにみる大学の未来」を見ました。私は執筆しませんでしたが、寺嶋君@長崎大をはじめ、NIMEの共同研究員のみなさんで執筆された本です。eラーニングや大学のIT化に興味のある方、ぜひご覧下さい。

午前中は授業準備と事務作業をして、京都研究プロジェクト推進室で昼食を食べ、センター会議。その後、山下君が先日大学コンソーシアム京都で受講してきたCS(カスタマー・サティスファクション)研修についての報告をしてくれる。まだ話すことに慣れてはいないけれど、こういった研修を受けて、自分の言葉で話せるようになることはとても大事なので、こういう機会をこれからも増やしていってもらえればと思う。しかしながら、この講習の資料による見た目チェックでは、私はかなり厳しい評価になりそう、、、。「シャツとネクタイは合っている」とか判断できないし、半分くらいアウトなのでは。。。気をつけよう。

「情リテⅢ-1」。スタイルシートを少しだけ説明して個別作業。来週学内Webサーバへのアップ作業。個人情報保護法のこともあるので、今回から公開許諾書を書いてもらう。まあ、大丈夫だろうけど。

「情リテⅣ-2」。アニメーションの説明。資料も作ったので、そこそこ分かってもらえたような感じ。ただ、その後の作業でいろいろやりたいことがでてくるらしく、個別対応ではなかなか厳しい。レイヤーの説明を次回やることにする。

大学教育学会2日目

大学教育学会2日目。午前は個人発表で、最初は授業評価の発表を2つ聞く。授業評価委員として参考になった。その後、eラーニング部会へ。向後先生@早稲田大の発表がとても興味深かった。「自己決定をしなさい(と教員が決定する)」というパラドックスは「そうだよなぁ」と思わずつぶやいた。高等教育の難しいところである。eラーニングは成人教育に利用することが多くなると思われるが、成人の学習に関する特性を考慮しておくことはとても重要。自己決定性を考慮してデザインする時には、1コマのデザイン、コース(15コマ)のデザイン、(複数コースからの)カリキュラム選択のデザインの3つのレベルがあって、それぞれについて考えていく必要があるということなんだろうな、と認識させてもらった。

京大内のローソン(2回目だ)で弁当を買って、控え室で松下先生、杉原さん、岩崎さんらと昼食をとりながら部会の振り返り。こういうのがすぐできるというのは学会ならでは。

午後は「大学教育改革と大学教育学会」というシンポジウム。学会の歴史を振り返りつつ大学改革という話を位置づける、といった内容だったので、初参加の若手教員としてはちょっと難しかった。ただ、この学会はいろんな分野の教員が試行錯誤しながら大学教育(教養教育かな?)を改善していこうという学会であるという認識をすることができた。2日間いろいろ勉強になりました。

大学教育学会

京大で開催されるということもあって、初めて大学教育学会に参加。初年次教育の情報収集がメイン。京大高等教育のみなさんは運営で大変そう。。。

午前中はラウンドテーブル「初年次教育・導入教育の方法」に参加。非常に勉強になった。智原先生@大阪女学院はiPodネタでつかんだ後、授業開始前の8日間に行うフレッシュマンウィークについて。うちの大学も1泊研修とかいろいろやっているけど、目的が明確であること、体系的に行っていることが違いだと思った。西村先生@金沢工大では、「修学基礎」という導入教育の話題。学長などの授業→議論、授業→議論といったコースデザインで、今後の参考になりそうだった。また、Webによるポートフォリオも利用しており、今後学習履歴として活用しようとする予定とのこと。岩井先生@関西国際大は、自己分析を取り入れた初年次教育の話題。「自己分析できない自分」という自己分析パラノイアを克服するために、学生同士の相互作用を行い「開いた」自己分析として活用することを試みている。

全体を通して、初年次教育は、高校から大学への学びの質の転換を果たすだけではなく、4年間の教育、キャリア教育まで拡張(というとちょっと違うかもしれないが)して考えていくべき、といったような印象を受けた。大学での学びを意味づけることができるようにするための授業である、ということなんだと思う。「大学の学校化」といった問題も含むが、今の時代として必要なものだと思うし、山田先生@同志社も指摘されていたが、大学独自のものを開発していくべきだと思う。

昼食は岩崎さん@福島大、香川さん@阪大と。各自の大学のお話。どこもFDなどいろいろ大変。

午後はシンポジウム。「大学教育学会の未来へ」という題目で、30代の研究者3名がパネリスト。井出先生@長崎大は長崎大のFDや初年次教育の組織について。真摯に取り組んでいることが感じられる発表でした。藤田さん@法政大は実践報告に研究の視点を入れないと、という話。2つのPowerPointを駆使して報告のあり方、従来研究との比較、客観的な評価、授業実践の相対化の必要性について説明された。まさにその通り。非常に耳の痛い(苦笑)話でもありましたが。切れ味鋭い発表でした。岡部さん@京教大は、授業の中で生成した知についての意味を問うこと、また教員についても授業の問い直し、授業中に獲得できた知について考察すること、などが授業研究として重要になるのでは、といったお話でした。内容的には難しいですが、非常に分かりやすく聞けました。藤田さんと岡部さんの話は違うベクトルであり、私も研究する上で非常に悩んでいる両面です。しかしながら、両方重要な視点であり、自分なりにうまく消化していければと思います。しかし、みんなかっこよかった。あと数年たったら、あんなふうに話せるのだろうか、、、。また、絹川先生の話もいつもながら鋭く、面白かったです。

懇親会では、久々に溝上さんとゆっくり話すことができ、いろんな方とお話できました。もともと参加するつもりではなかったのですが、よかったです。

活躍の場

午前は文献読み。午後から「情リテⅢ-1」。PaintShopProの説明だけ簡単にして、作業。ぼちぼち進んでいる感じ。京都研究プロジェクト室で若干作業。

金曜日は授業が1コマだけで時間はあるのだけど、1週間の疲れがでるのか、なかなかテンションが上がらない。なんとか踏ん張らないと。

沖原が楽天にトレードになった。結構好きな選手だったんけど、藤本や鳥谷の加入で出場機会がなくなっていたので、いい機会だと思う。今日いきなりスタメンで1安打。ぜひがんばってほしい。他の球団もそういう選手がいるんじゃないのかなぁ。

金本のヒーローインタビューで、下柳がまたもやお立ち台に上るらしいと言っていた。雨っぽいけど楽しみ。しかし、私生活で大変なことってなんだ??

ボーリングだ

「情リテⅣ-2」。グループ作業になったのだが、朝1なので、出足が悪い。大丈夫かな。この間にアニメーションなどの教材の作成。来週に配布しよう。

午後に出張の手続き、京都研究プロジェクトの打ち合わせ。著作権がらみはいろいろ厄介。その後、入試委員会。1時間ほどできっちり終わる。すばらしい。メディアセンターで梶川先生とお話。来年くらいはなにか一緒に研究できたら、という話に。

親和会(教職員の会)主催のボーリング大会に。時間的に厳しいと思っていたが、なんとかなりそうだったので行くことに。2年ぶり。ボーリングも1年ぶりくらいかな。1レーン3人で、それぞれ2ゲーム。第1次ボーリングブームを経験した世代が中心なので、みんなうまい。私も浪人時代にやりこんだが、腕はもはやさびついている。結局121、130という微妙なスコア。はぁ。ストレス解消でボーリング、なのかもしれないけれど、逆にストレスたまってしまったりする。

その後、懇親会。新任の先生とお話できてよかった。なかなか話す機会がないですからね。来週もイベントがあるので、またいろんな人とお話したいものだ。

W杯出場決定

京大デー。研究室に3時まで。今後のスケジュール設定と文献読み。英語がすらすら読めるようになりたい。。。

ルネで本を物色した後、楽友会館。「遠隔教育演習」。ちょっと手間取ったが、無事に接続。各班の議論に変化が見られる。6月いっぱいでどうなっていくかが楽しみ。

阪神どうかなぁ、と思ってWeb見たら、今日はサッカーW杯予選だったということに気づく。帰ってTVで観戦。2-0で完勝。W杯出場決定一番乗りとのこと。でも、ドイツが一番やん、と天邪鬼なことを思ったりして(笑)。しかし、世の中盛り上がってるなぁ。ちなみに、阪神は藤川の酷使が気になるところ。

クールビズ

| コメント(1)

午前中、授業準備と事務作業。岩崎さん@関大と昼食。授業の話などをしたのだけれど、その後クールビズとか、先日テレビで見たメトロセクシャルの話に。おしゃれというものに全く頓着しない私にとってメトロセクシャルはちょっと理解できない(まあ、気にはならないけど)が、クールビズに関しては、楽になるので歓迎である。まあ、ネクタイはずすだけではだめらしく、シャツのセレクトなどその辺りもおしゃれにいかないとほんまにおっさんに見られてしまうらしいけど、、、。学生はきっとそういうのもチェックしてるんだろうなぁ。まあ、すでにおっさんだからいいと言えばいいのですけどね。

「視聴覚教育」。バーチャルミュージアムの話をして、いろいろ紹介してみてもらう。ただ、合間のお話として紹介したLIFE CardのCMの話をしている時が一番食いつきがよかったのが、複雑でもあった(苦笑)。

「資格情報処理A」。表計算の続きとネットワーク少々。絶対参照で片方だけに$をつけるのがなかなか難しいようだ。こればかりは問題を重ねるしかないのかな。あと、IF文の話する時に、よくかかってくる勧誘の電話の話を例にしたら、どんどん脱線していった。「20歳以上で社会人」を分類する話だけするつもりだったのだけど、パソコンスクールとか、ダイヤモンドとか、投資用のマンションとか、灯油の先物取引とか。まあ、いっぱいあるもんですね。

午前中、授業準備。田口さん@NIMEと少しお話。新聞記事をFAXで送る。京都新聞の拙稿、結構見ていただいたようで、外大の先生にも「見たよ」と言っていただいたり、感想メールも数名からいただきました。ありがとうございます。しかし、「提言」というタイトルが私をより恐縮させるんよねぇ(苦笑)。

昼休みは、資格情報処理Aの追試をしながら、京都研究プロジェクトの仕事。公開へ向けてまだまだこなすべきことが山積み。センター会議。梶川先生と中曽課長と教材の管理、施設拡充の方針などの打ち合わせ。こちらも山積み。

「情リテⅢ-1」。PaintShopPro7の解説を簡単に。あとは、個別に質問対応。「情リテⅣ-2」。先週休んでいた学生をグループに追加し、作業を進めてもらう。アニメーションをやりたい学生が結構いて個別対応。授業でやった方がいいのかなぁ。教材を見て自分でやるというのは、なかなか難しいようだ。

朝日新聞の内田樹先生@神戸女学院の紙上特別講義を読む。非常に共感。題目に「大学教育の特徴は、『これは使えるかな』という問いかけをすることです。」とあり、文中には「(前略)教室で教わった情報なんてそのうちの10%にも満たないでしょう。(中略) あらゆる経験が学術情報のための巨大なアーカイブになりうる。その無尽蔵のアーカイブを生かす情報処理法を教えるのが大学教育の大きな目標だと僕は考えています。」とある。

京都新聞の拙稿では「大学は、知の公開を行って社会に貢献するという役割と、情報に流されずに地に足をつけて情報を活用できる人間を育てていくという役割がある。」と書いた。大学で教えることは限られるし、逆に情報そのものは山のようにある。いかに情報を活用できるようにするか、というのが大学教育の1つの役割だと思う。なかなか難しいですが。

「何でも帳」書き。先週、出来なかったので2週分。40名程度の受講生がいるので、延べ80名分。毎年、もう少し短いコメントにするようにしようと思いつつ、結局変えずじまい。30分やって休憩を繰り返し、半分強までコメント書き終了。残りはまた明日。

「阪神-ロッテ」戦を見る。KBS京都ではやらなかったので、ABCのみ。渡辺俊介が相手。球界久々のアンダースロー。今年はかなり調子がよいようで、阪神もほとんど打てなかった。下柳も制球よく投げ続け、結局1-1のドロー。今年(特に交流戦?)はなんか引き分け多いような気もしますが、なんででしょうか。

小さい頃から野球が大好きだったけど、なんせ運動神経はちょー苦手。というわけで、野球の本を読み、
変化球やコントロールで勝負するサイドスローやアンダースローに憧れ、そのフォームをまねて投げていたものだ。当時は西武の永射が印象的だったが、他にも小林(阪神)、松沼兄(西武)や三沢(中日)、仁科(ロッテ)、深沢(ロッテ)、宮本(ヤクルト)などなどいろんなアンダースローがいたものだった。

近年は斉藤雅(巨人)などの速球派のサイドや、高津(ホワイトソックス)や潮崎(西武)などおそるべきシンカーを投げるサイドスローが登場し、山田(阪急)のような生粋のアンダースローはあまり見られなくなった。アンダースローが減ったのにはいろんな理由もあるのだろうけど、渡辺みたいなアンダースローももっと見てみたいですよね。

ちなみに阪神にはサイドスローやアンダースローは結構いましたよね。ちょっと覚えている限りでは、葛西、伊藤敦、遠山、田村、御子柴、大町、池内。最近速球派が増えましたが、90年代は技巧派ばかりでしたねぇ。ちなみに、私は田村のファンでした。彼以上のストッパーはいなかったのではないでしょうか。

2007年問題と若年雇用

今日は久々にゆっくりと過ごしました。昼に京都駅の伊勢丹に買い物に行ったり。まあ、あまり買わなかったわけですが。ボーナス待ちです。

昨日の就職率の話の続きではないですが、2007年問題というのがあります。団塊の世代(1947年から1949年生まれ)が大量退職し、職場で技能継承に支障が出るという問題です。もちろん、技術継承が重要なので、定年後も働いてもらう必要があると思います。しかしながら、個人的には、若年、特に20代前半から30代前半のバブル崩壊後に就職活動をした世代の雇用を進めてほしいと思うのです。

フリーター、ニート対策が必要などと言われていますが、結局のところ、正社員の枠が少ないので、フリーターなどの不安定な雇用形態での勤務を続けている人も多いと思うのです。もちろん、採用後に研修を行って、人材を育成する必要はあります。大学の職員を見てみると、若い人は嘱託職員ばかりです。人件費削減の必要があるからなんでしょうが、どこかで改めないといけないと思うのですが。

まあ、私のような素人の考えなので、間違っているところも多数あると思います。とにかく、企業や専門家の方がいろいろいい知恵を考えて、実行してくれることを願っています。

就職率

| コメント(2)

午前中、テストの転記やレポートのチェックなど。

午後から「情リテⅢ-1」。HTMLの総復習。それほど問題もなく進んでいるよう。

一作業して、早めに帰って、野球をゆっくり見る。清水をあんなに打てるとはうれしい誤算だったが、安藤も打たれたね、、、。今岡さまさま。おいしいところの集中力はほんとうにすごいなぁ。

読売Weeklyに「就職に本当に強い大学200」という記事があったので、買って読んでみる。この記事で、就職率は「(就職決定者数)÷(卒業者総数-進学者数)」を用いている。素人考えかもしれないが、やはり、こちらを就職率と用いるべきだろうと思う。今、就職率は「(就職決定者数)÷(就職希望者数)」というのを用いることが多いが、これでは分母が途中でどんどん減っていくケースがあって、高く出る。見た目にはいいんだろうけど、聞いていても「それでいいんかな?」と思うし。あと、派遣社員などの扱いを考える必要があるような気がする。

さて、話はおおむね知っていることも多かったが、教育学科系の記事があった。教員は大事なのに、教員の枠などがいろいろなことに左右されすぎで大変だと思う。私の世代では教員になるのはかなり難しかったのだが、大阪の教員採用(他府県からの中途採用)などを考えても、もう少し長期的な視点で教員を採用してほしかったなと思う。なにはともあれ、現場でのボランティアなどいろんな教育がなされるようになってきているので、いい教員が育ってほしいと思う。

会議がない

「情リテⅣ-2」。グループ分け。学生の出足が悪くてどうしようかと思ったが、ちゃんと集まり、4班に分かれる。こちらの時間はグループを分けてから、テーマ決め。それなりにうまく進んでいる感じ。この授業のこれからの(私の)課題としては、新しい技術をどう提供していくか、ですな。

杉原さんと昼食。昨日のKNVの話、国際会議の話など。私はほんまに出不精。学会であちこち行っても、あまり観光しないし。ちょっと変わった方がいいなぁ。

めずらしく木曜日に会議がない。2、3ヶ月に1回くらいこういう日があるのだけど、なんかの間違い?って思っていろいろ確認してしまう。ほんとになかったので、部屋のダンボールの整理とたまっていた事務作業を片付ける。いつもこのくらい時間があったらいいのになぁ。

気がつけば6月

気がつけば6月じゃないですか。はやいがな。

京大デー。論文修正の続きで、一通り印刷して修正。非接触3次元デジタイザでとった画像を復元したものを見せてもらう。すごいなぁ。研究方法の違いについていろいろ話したり。

楽友会館へ。「遠隔教育演習」。最初つながらなくて焦ったが、なんとかつながって50分程度はグループディスカッションが出来た。各班の状況が違い、コミュニケーションスタイルも違う。不思議。

 

最近のコメント

 

Link

  

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261