近くで買い物したり、家で作業。ようやく先が見えてきた?
昨日今日と大学入試志願者の減少について書かれた日記が目についた。nm先生の日記では、データを提示されていてトータルではそれほど減少していないが、既存学部は落ち込んでいるとのこと。asarin先生の日記では、志願者減のため、地方入試の監督が免除になったとのこと。うちの大学でも他と同様、減少である。(2005年度一般入試志願者数速報・入試結果)。一般入試で前年度比87.3%ということである。年々減っていくのは現状から考えれば、仕方がない。
大学関係者以外の友人達に話をすれば、「学生の定員を減らせばいい」とか「リストラすれば」という発言が出てくる。至極もっともである。ただ、残念ながらなかなかそうはいかない。。。内田先生の日記で、関西の大学の志願者状況、大学の今後の対応について述べられている。ほとんど納得である。ここの大学ではダウンサイジング(学生の選別を厳しくする)を採用するとのこと。これがあるべき姿だと思う。友人達が言うには、”卒業した(就職して働いている)学生の質”が大学の評判をあげるのに一番とのこと。大学としての就職支援サービスももちろん大事だが、やはり学生の質を高めて企業への評判を地道にあげていくことが長い目で見て効果的だろう。
なにはともあれ、2007年には”大学全入時代”に突入する。浮き足立たずに、足元固めて挑みたいものである。
はじめまして。
内田先生の日記からまいりました。
日記を拝見させていただきましたが
ご友人のお言葉の通りだと思います。
学生が自分自身を高めるために、
知的意欲を高揚させるきっかけを作ってあげることが必要だと思います。
在学生なり卒業生はその出身校を映す鏡です。
トラックバックさせていただきました。
コメント&トラバありがとうございます。
もちろん私も友人と同じように考えています。個人的にそう思われいる教員も多数おられるのですが、これを組織でやるとなると非常に難しくなるのが問題です。目先のことだけを考えたり、昔のよき時代の考えを押し通したりする方がいるのも事実です。なかなか大変ですが、大学人である以上、地道にやるしかない、と思っています。