森博嗣「工学部・水柿助教授の逡巡」

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水柿助教授シリーズ第2弾。今回は登場人物は妻の須磨子さんと編集者たちで、なぜ小説を書き始めたのか、といった話。かなり私小説だと思うけど、面白い。軽いタッチでユーモアあふれる文章、テーマがいい。

ミステリを書くときの注意点?などについても触れられているし、大学の内部の話なんかは全くその通りで、サイン会での講演では授業と違って誰も寝ていないとか、研究に関する立場の変化とか、そうなんよねー、と思いつつ、読んでしまう。しかし、本当にこうやって小説書いてるんですよね。すごいよなぁ。

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このページは、むらかみが2005年1月16日 19:15に書いたブログ記事です。

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