山田昌弘「パラサイト社会のゆくえ」

| トラックバック(0)


「パラサイトシングル」を提唱した山田昌弘氏の続編(?)。

「子どものしあわせ」を願うから、子どもを産む数をしぼり、子どもの生活をよりよくしようとする。いわゆる「12の眼」というやつで、支援も集まる。しかし、子どもの数は減り、長い眼で見ると経済構造は低下していくということらしい。

大学の倒産やフリーター、年金の問題など、現代の社会問題を分かりやすくまとめた一冊。就職活動を控えた大学生には、時事問題を知る上でもお薦めだと思う。

トラックバック(0)

トラックバックURL:

このブログ記事について

このページは、むらかみが2004年12月 2日 00:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「佐藤博樹・武石恵美子「男性の育児休業」」です。

次のブログ記事は「鈴木佑治「英語教育のグランド・デザイン」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。