「2人の世間師がおりなす短編集。こういう小説を「コン・ゲーム小説」と言うそうで、定義は”詐欺師があの手この手を使ってカモを釣り上げる過程を、スリリングかつユーモラスに描いた犯罪小説”(あとがきp353より)とのこと。逢坂作品をはじめて読んだけれど、なんか乗り切れなかった。軽い感じで読めばいいんだろうけど、どうもストーリーが強引な感じがしたのと、キャラにのめりこめなかったからだろうか。どちらか満たされればよかったんだろうけど。
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このページは、むらかみが2004年9月 2日 00:40に書いたブログ記事です。
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